おすすめの本

こんにちは!
今回は私のおすすめの本を紹介します🌷

チョ・ナムジュさんによる
「82年生まれ キム・ジヨン」
「彼女の名前は」です!

「82年生まれ キム・ジヨン」はDEARMEのインスタグラムでも紹介していた本なので、知ってる方、読んだことのある方多いのではないでしょうか☺️

「82年生まれ キム・ジヨン」は、キム・ジヨンさんの生まれた1982年からその人生を振り返りながら、彼女が幼少期から大人になるまでに経験してきた様々な社会の理不尽、不平等、女性としての困難などを描き出した一冊。
「彼女の名前は」は、女性として生きる語り手の苦悩、哀しみ、トラウマなど一人一人のインタビューとして描かれた本です。

どちらも、この女性達に共感する人が多く反響を呼びました。主人公を身近に感じる私たちは、きっと彼らと同じように女性として嫌な扱いをされたり、そういった社会を見てきたのだと実感しました。

幼い頃から今でも、「女の子にしては◯◯」「女の子だから」と言われ、自分の性格や能力を「女」という基準で判断されることに違和感を感じることがよくあります。

また、「露出多い服で電車は乗ったらだめ」「制服であまり出歩くな」と言われて育ってきた私は、それは日本では「当たり前」と思い込んでいました。

男の人にしつこく話しかけられて、無視しても断っても自分の「NO」を全く聞き入れてくれない時に感じる恐怖や自分の言葉の無力さを感じたこともあります。

私以外にもこういった体験をした方沢山いるのではないでしょうか。
性差別はきっとこういう日常生活の小さな体験ばかりで変わらないし、無くならないと思っているから、わざわざ声をあげようとしないものの積み重なり。また、それを傍観し放っておいて問題に触れようとしない社会の風潮。物質的な証拠が無いため声を上げることを諦めてしまう。

この2冊を読んで心底そう感じました。それと同時に、痴漢や性的嫌がらせが垂れ流しにされている社会を少しでも改善したい、声を上げ続けられる人になりたいと思わせてくれる本でした。

フェミニズムやジェンダー問題など興味のある方、それ以外の方でも是非お勧めしたい一冊です🙇🏻‍♀️色々なジャンルの本・映画の皆さんのお勧めを楽しみにしています🕊
最後まで読んで頂き有難うございます!