分岐点


大学3年生の12月。

ほとんどの人が通るであろう就職活動という人生の超重要フェーズにいる僕が思うことは、


なんでもっと「理由」を突き詰めたなかったんだろう。


これに尽きる気がする。大学が決まった時、ただ「好きだから」っていう理由でなんとなくサッカー部に入部した。今後悔しているかと言われれば全く後悔していない。素晴らしい仲間と共に切磋琢磨できる環境は本当にかけがえのない場所だからだ。


でも、入部時にもっと将来のことを考えても良かったのかとは思う。もっと言えば、大学を選ぶ時、学部を選ぶときにも。


結果だけで言えば、これでよかった。というか、良かったと思えるように自分で努力ですればいい。ただ、それって自分の人生に責任が持ててるのかと言われると微妙である。


就活を始めると、まず自己分析がある。人生で何を成し遂げたいのか、ノートと睨めっこする時間が続く。自分の人生を振り返り、懸命に自分らしさを見つける。その軸をもとに、あらゆる業界、業種を学び、改めて、何がしたいのかを問う。そうして抱いた熱い想いを胸に、選考へと進む。


もちろん、考え抜いた「夢」が叶うとは限らない。むしろ、就職活動において、希望通りの企業に行けることの方が圧倒的に少ない。


それでも、結果以上に、人生を考えることってめちゃくちゃ大事だなって。


例えば、

僕には、海外で働きたいっていうめちゃくちゃぼんやりした夢がある。


じゃあ何で海外に行きたいのかを考えに考える。なるべく自分の経験と紐付けて。


そうやって分解していくと、

「自分は多様性のある環境が好きだ」

「自分は人と比べて、個性のある自分でありたい」


なんていう軸が見つかる。この軸は、人生の全てにおいて、応用できる。もちろん部活動にも。そうやって「自分」を知ることは、迷わないという点で非常に重要である。


僕がいま下級生に戻れたら、とにかく理由を探す。全ての理由を。それも当てつけじゃなくて、一貫性のある理由。


それから、もっと社会と関わる。たくさん経験を積んで、他者を知り、自分を知る。サッカー部にいると意識のベクトルが過度に内向きになってしまうことがある。サッカーに関してのみで言えば、さほど問題はないのかもしれない。結果がモノをいう世界なのだから、サッカーに向き合うことが重要という意見もあるだろう。


でも、僕らはサッカー選手である以上に、1人の人間だ。大学を卒業すれば、社会にでる。もちろん社会を知らずとも、社会に出ることは可能だろう。でも、考えて、考え抜いた結果と、何となくで選んだ未来は全く充実度が異なると思われる。


「10年後にはきっと、せめて10年でいいからもどってやり直したいと思っているのだろう。 今やり直せよ。未来を。10年後か、20年後か、50年後からもどってきたんだよ今」


中学校の頃の先生が紹介してくれた名言で、すごく好きな言葉だ。今ならまだ間に合うと思わせてくれる。


実は僕らは人生の重要な分岐点にいるのかもしれない。


てなわけで、頑張っていきましょう。


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