12月19日(土)日本政策金融公庫様に協力を頂き大学生ビジネスコンテストを開催

12月19日(土) 帝京大学で「大学にあったらいいね」ビジネスコンテストを開催しました。当日は経済学部経営学科のゼミを中心に14チームが参加。3か月間の活動の成果を発表しました。

審査員には日本政策金融公庫様、カトープレジャーグループ様、クインテット社からお越し頂き、それぞれのチームの10分間プレゼンテーションのあと活発な質疑応答が行われました。そしてコンテストの結果、3賞を決定しました。

最優秀賞には「学生向けアプリ開発」を発表した大野ゼミのメンバーが選ばれました。大学の中では依然としてペーパーによる伝達が多く、学内システムも使い勝手の点ではまだ改善の余地があるという問題意識からアプリを開発して①授業の履修とスケジュール管理の統一、②食券のアプリ購入、③教科書の電子化、④学生証の電子化を実現し、学生から登録料を徴収しつつ企業から販売手数料を取るビジネスモデルを考案。大学にもデータ利用料を支払うというメリットまで深く考えたモデルになっている。

また、ビジネスプラン賞には先輩が使った教科書を独自の評価(書き込みの質と量)によって買い取りと販売価格に反映させるというユニークなアイディアが出てきました。

もうひとつがプレゼンテーション賞で「時間を有効活用できる空間の提供」で、聞く人を圧倒するプレゼン力で大学の空間と学生のニーズをマッチさせるサービスを提供する、というビジネスプランを発表しました。

今回の3賞を獲得したチームはもちろん、参加した全14チームのメンバーはこのコンテストでビジネスアイディアを考える面白さを十分に体験することができた有意義なコンテストになったことは間違いありません。審査員の方々からも的確にアドバイスをして頂いたことで、自分たちのプランをこれから更にブラッシュアップしようと考えているチームもあるようです。

こうした主体的な学習体験が学生にとって研究意欲や社会活動へのきっかけにつながることを確信しました。ぜひ来年度もこの活動をより充実させ多くの学生に参加してもらえるイベントに育てていけたら学生も大学も地域も活性化され、そして社会全体の活力につながると感じました。


関連記事