私たちEco校は、
環境問題を「ジブンゴト」にする
ことを共通の価値観として活動しています。
地球温暖化や海洋汚染問題など、私たちは様々な環境問題を抱えていますが、
現在は、世界中がSDGsで定められた国際的な目標に取り組んでおり、地球の未来は明るいようにも思えます。
しかし、それはただの楽観的な考えにすぎません。
私たち人間が何百年にも渡って汚し続けた地球の現状は、私たちが想像するより、ずっとずっと最悪です。
そして、それは、今や「国」が取り組むだけでは足りない域にまで達しています。
確かに、「国」が主導となって、環境問題に取り組むことには意味があります。
しかし、それは十分ではありません。
なぜなら、環境に害を与えているのは、「国」だけじゃないからです。
私たち「一人一人」が環境を傷つけています。
水筒を持ち歩かずに、ペットボトルのお茶を買う選択をするのは私たちです。
ゴミの分別をしない選択をするのは私たちです。
出たゴミを持ち帰らずに、海に投げ捨てる選択をするのは私たちです。
今、このような地球の危機に直面しているのは、私たちが選択したことです。
それにも関わらず、ほとんどの人は、いまだに環境問題を傍観者として眺めています。
「大変だよね」「これからどうなっちゃうんだろうね」
と話しながらも、決して、
「どうすればいいんだろう?」
とは言わない。
なぜなら、自分がどうにかしようとしていないから。
今ある現状が、自分が招いた一員であることを理解していないから。
環境問題を「ジブンゴト」にしていないから。
私たちEco校は、環境問題解決へのカギは「一人一人」の意識の持ち方であると考え、
環境問題を「ジブンゴト」として捉える、
ひいては、世界の問題を「ジブンゴト」として捉えることを
常に念頭に置き、活動しています。