(Abridged version in English is the end of this page.)
みなさんこんにちは。
学生団体Epoch所属、アメリカ留学中の樫原です。
10月ももうすでに中旬…。
時が立つのが早く、私の帰国も刻一刻と近づいてきているのを感じます。
さて、久しぶりの記事更新はインタビュー記事になります。
今回は語学学校の先生にお話を聞きました。
1.バックグラウンド
2.英語教える理由
3.英語を教える時に心がけていること
4.英語教師になって良かったと思うこと
5.留学を考えている人へのアドバイス
1.バックグラウンド
こちらはMichael Ziegenfussさんです。
彼は現在、ユタ大学付属の語学学校、ELI(English Language Institute)で英語教師として英語を教えています。
大学では英文学を専攻し、卒業後はCELTA(Certificate in English Language Teaching to Adult)という、英語を母国語としない大人に英語を教える資格を取得。
また、イギリスでは日本でいう修士号を国際教育の分野で獲得したそうです。
その後、中国で小学校、中学校、そして大学で英語を教え、再度イギリスで博士号を取得したそうです。
2.英語教える理由
Michaelさんは、英語が人々が目標を達成すること、人々が成長すること、そして世の中を鋭い観察力で捉え、考えることの支えとなることを信じ、英語を教えているそうです。
Photo by Ivan Shilov on Unsplash
「ELIはユタ州でで最も良い語学学校だ！」と話してくれたように、それが理由でELIで語学教師として働くことを決めたとのこと。
私も実際にこの語学学校に2ヶ月間通いましたが、どの先生もとてもフレンドリーで、教えることにも熱心であったため、楽しく英語を学ぶことができました。
オンライン授業という状況下でもこれだけ楽しんで授業を受けられたのは、こうした先生方のおかげだと今でも強く思います。
3.英語を教える時に心がけていること
英語を教える身として、Michaelさんが心がけていることを聞いてみました。
そして返ってきた答えがこちら。
「学生に何を考えるべきかを教えるのではなく、事実を伝え、それをもとに生徒に自分自身の考えを持ってもらうこと。」
Michaelさんは生徒に間違いを指摘する代わりに、会話やディスカッションを通して、生徒たちに様々な考えを持ってもらうようにしているそうです。
私もMichaelさんの授業をしばらく受けていましたが、確かに一度も「それは違うよね。」だとか「それは正しくないよね。」などと言われた記憶がありません。
「私は専門家でも何でもなく、どちらかといえば生徒が自分で考えたことを自分で再評価するための手助けをしている。」と話してくれたことはとても印象に残っています。
教科書に載っていることをそのまま教える指導ではなく、生徒が自ら考え、それを深掘りしていく手伝いをしてくれるMichaelさんの授業は本当に学ぶことが多かったと私も思います。
4.英語教師になって良かったと思うこと
生徒がクリティカルシンキングの力ややライティング力を上達させること、クオリティの高いプレゼンテーションを作ること、ディスカッションに参加することを見ることが、Michaelさんにとって「英語教師になって良かった」と思う要素だそうです。
これらのスキルは社会に出て必要となるものです。
これらを身につけていく生徒の成長を感じることは先生にとって仕事のやりがいとなっているのですね。
5.留学を考えている人へのアドバイス
最後に、留学をしたいと考えている人または海外に旅行に行きたい人にアドバイスをMichaelさんからいただきました。
彼は「もし機会があるなら、ぜひチャレンジしてほしい。」と話してくれました。
Michaelさんも仕事や勉学のために海外に移住した経験があり、最初のうちは少し怖かったとのこと。
少し向こう見ずで突発的な案だったかもしれないと思ったそうですが、海外に出向いたことは人生で最も良かった経験の一つだったそうです。
知らない土地に行くことで、自分の考え方が変わったり、生活の仕方が変化したりします。
そうした経験は、自分自身のアイデンティティーを構築していくための大切な要素になると私も思います。
恐怖心を忘れ、新たなアクティビティに挑戦し、地元の人たちと話し、文化について学んで欲しいと話してくれたMichaelさん。
最初は少し怖いかもしれませんが、海外留学や海外旅行はみなさんにとってきっと素晴らしい経験になるはずです。
以上、語学学校教師のMichaelさんのインタビューでした。
英語に限らず、語学を学ぶことはとても大変で、苦労します。
また、その語学を異国の地で学ぶのには勇気とやる気が必要です。
しかし、彼のような先生が生徒のために熱心に教えてくれるおかげで、私たち生徒は楽しく前向きに語学を学ぶことができます。
みなさんも、「語学が勉強したい！」と思った時には海外の語学学校で勉強してみるのはどうですか？
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに！
学生団体Epoch 同志社大学 樫原佑実
(Abridged version in English)
Hello, it's Yumi.
Today, I want to share with you an interview with a teacher at the English Language Institute at the University of Utah.
His name is Michael Ziegenfuss, he studied English at college, and he took CELTA(Certificate in English Language Teaching to Adult) after graduating from college.
He teaches English on the basis of the belief that English helps the learners achieve goals, grow as a person, and think critically about the world.
He also keeps in mind to provide facts and let students have their own thoughts.
These two points make his class enjoyable and helpful for English learning.
In his class, students are able to share their ideas without hesitation, and it helps them explore the topic they are studying even better.
When I asked him what makes his job worthwhile, he answered that when his students improving their skills of critical thinking and writing, making good presentations, and having and engaging in discussion, he feels satisfaction.
Lastly, he gave some advice for those who are thinking to study abroad or who want to travel to a foreign country in the future.
He says "If you are interested in studying or traveling abroad, you should just seize the opportunity."
Definitely, it takes a lot of courage to go abroad by yourself, but your thoughts may change, and your life will be totally different after you experience life in a different country.
"Do not be afraid to take this leap. Take opportunities to travel, try new activities, speak to locals, and learn about the culture," he says.
That's all for the abridged version in English for Michael's interview.
Thanks to him and other terrific teachers at ELI, I am sure that I had a wonderful time studying English even in a difficult time due to COVID-19.
If you have any comments, for example, about this interview, English learning, or your experience, please comment below.
Yumi
