フランスの島

こんにちは!

FFJE20期の佐藤美乃梨(会計)です!


みなさん,今年の夏はいかがお過ごしでしょうか??

毎日暑いですね💦



さて,今週はフランスの島を紹介します!


フランスと言えばパリ,リヨン,マルセイユ…などなど,フランス本土の都市や風景を思い浮かべられる方が多いかもしれません。

実は,フランス本土に近い地中海,そしてはるか離れた太平洋にも,フランス領の島々があるんです!しかも,日本との繋がりも多く,歴史的にも関係があるのです。

今回は,本土とはちょっぴり違うフランスの魅力もたっぷりお届けします!


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目次

1そもそも,フランスの島ってなに?

2コルシカ島

3ニューカレドニア

4終わりに

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1.そもそも,フランスの島ってなに?


フランスはその形から「ヘキサゴン」と呼ばれる本土と,地中海にあるコルシカ島以外に,大西洋,インド洋,太平洋に点在するフランス海外県(Dépertement et Région d'outremer),海外自治体からなっています。

太平洋にあるニューカレドニア,ポリネシアなどは知名度も高く,観光地としても人気ですね!


今回紹介するのはコルシカ島とニューカレドニアです!


2.コルシカ島(Corse)

 コルシカ島は,日本人には少し馴染みのうすい島かもしれませんが,地中海の中でも際立つ海岸の美しさ,歴史建造物や険しい山々など様々な表情をもつ島です。フランスで最初に自然部門での登録を受けており,コルシカ地方自然公園はコルシカ島の3分の2を占めています。



コルシカ島では,海の幸,山の幸をふんだんに使った独特な料理を楽しむことができます。イタリアにも地理的に近いため,地政学的な背景を大きく反映した料理も多いです。

名産品としては,昔から主食として親しまれてきた栗,羊やヤギの乳で作ったチーズ,ソ自然でのびのびと育った豚から作られるソーセージが有名です。


3.ニューカレドニア(Nouvelle-Calédonie)

日本から約8時間半,「天国に一番近い島」とも呼ばるほどの美しいリゾート地として非常に有名です。オーストラリアの東に位置し,首都ヌメアがあるグランドテール島とその周辺の島々からなっています。亜熱帯気候に属し,年間平均気温は24°Cと気候も穏やかな土地です。


また,世界最大面積のラグーンは世界遺産にも登録されています。


実はこの島と日本の間には深い関係があります。

ニューカレドニアはニッケルの世界的産地であり,フランスの統治下に置かれた19世紀以降は,5000人を超える日本人が労働者として渡航したという歴史があります。第一次世界大戦が勃発した結果,在留日本人は帰るに帰れなくなってしまいました。当時の記録によると,首都のヌメアで日本人が営む商店が栄え,醤油や味噌,豆腐なども売られていたようです。

第二次世界大戦時には,在留日本人はオーストラリアの収容所に収容されたり,日本に強制送還されたりしましたが,一部の子孫は今でもニューカレドニアで暮らしています。今日でも,日本人の苗字を持っている人は多いんだとか。



4.終わりに


いかがでしたか??

フランス本土と同じ法律,言葉が使われているのに住んでいる人や文化が全く違って不思議な感じですね😊


フランスに行きたい!と思っている方,ぜひこれらの離島もチェックしてみてくださいね🌟

参考文献

「南太平洋を知るための58章 メラネシア ポリネシア」吉岡政徳・石森大知編著,明石書店,2010年

「地球の歩き方 A066 フランス 2019~2020年版」地球の歩き方編集室,ダイアモンド社,2018年

「太平洋諸島の歴史を知るための60章ー日本とのかかわり」石森大知・丹羽典生編著,明石書店,2019年

(閲覧日 7月13日)

https://jp.france.fr/ja/saint-martin/article/50196

http://www.seinan-gu.ac.jp/gp/french_trip/2011/report07.html

https://www.newcaledonia.travel/ja/

https://jp.france.fr/ja/corsica/article/29175