フランス人と古着

フランスと古着。
ピンとこない方もいるかと思いますが 実はフランスでは、とっても古着が人気なんです。

日本でも古着屋さんやリサイクルショップなどはたくさんありますが、 古着はちょっと敷居が高いなと思っている人が多いのが現実だと思います。 

リサイクルショップで売られているものは、なんとなく 「他人のお下がり」感が強いし、 下北沢などにあるオシャレな古着屋さんの商品は、 なんだかオシャレ過ぎて着こなせない! 

など、古着には抵抗感がある人の声はたくさん聞こえてきます。 しかし!フランスでは、古着を着ることは当たり前と言っても過言ではありません。 

古着といっても、誰か知らない人が着ていたものもあるし、 お母さんやおばあちゃんなど家族や友人からのお下がりもあります。 

フランスのインスタグラマーさんなんかのファッションや フランスの街角スナップなんかを見ると、 必ず「古着屋さんで購入」や「お母さんからもらったもの」という文字があります。 

パリのマレ地区には、たくさんの古着屋さんが並んでいます。 私も古着が好きだということがあって 実際にフランスで古着屋さん巡りをしましたが、 どこも、たくさんのお客さんで溢れていました。 

☟昨年マレの古着屋さんで購入したショルダーバッグ! 

どうしてフランス人は古着を愛するのか? 理由は様々あると思いますが、
①前からあるものを大切にする
②流行に左右されず自分の好きなもの、自分に合うものを着る
③なるべく安く、デザイン性の高いものを選ぶ
というフランス人のファッション観が影響していると思います。

古着には、古着にしか出せない魅力があります。 現在はもう流行おくれだとして市場に売り出されていないものが、 今自分のお気に入りになることも。 

日本の古着屋では、ヨーロッパ製の古着は高く売り出されていますが、 フランスではとっても安く手に入ってしまうのです!! 今フランスで人気なのは、 白ブラウスにリーバイスのジーンズ、 小花柄のスカートやワンピース、 カラフルな毛糸のカーディガン、などです! 

フランスでは続々と新しいヴィンテージショップがオープンしています。 インターネットで買えるお店も増えてきているみたいなので、 気になったらぜひチェックしてみてください♪ 

私が今注目しているヴィンテージショップは、パリにある petitechineuse(プティットシヌーズ)さんです。 インスタグラムもカラフルでとってもかわいいのでのぞいてみてください! 

サスティナブルなファッションとしても注目されている古着。 ぜひあなたのワードローブにも取り入れてみてください!