フランスでアルバイト!

今日はフランスの大学生のアルバイト事情についてご紹介したいと思います✨

日本でアルバイトといえば,飲食業・塾講師・イベントスタッフなどがあげられるでしょうか?
フランスではどんなアルバイトが人気なのか,気になるお給料や待遇などをみていきたいと思います!

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目次
1.フランスのアルバイト
2.気になる待遇と実際
3.日本留学生のアルバイト事情
4.終わりに
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1.フランスのアルバイト

フランスでは日本のようにアルバイトやパートという区分けはありません。

雇用契約はCDI(Contrat de Durée Indéterminée:無期限雇用契約)かCDD(Contrat de Durée Déterminé:有期雇用契約)の2種類です。

CDIはその名の通り、雇用期間が定められていない契約となります。日本で言うと,終身雇用のようなイメージです。問題を起こして解雇されない限り、または退職願(Lettre de démission)を雇用主に提出しない限り、契約が継続します。

一方でCDDは数ヶ月という期限が始めから決められていて、その期限内しか働けません。 

また,「季節労働者(Saisonnier)」と言って,季節に応じて労働者をやとっているところもあります。例えば,ぶどう狩りのシーズンや,海水浴シーズンなどです。長期休みとかぶることがあるので,学生たちに人気があります。

フランスでは,日本にはあまり見られない少し珍しいアルバイトをすることができます。
ベビーシッター
美容院
ファッション関連
画家のアシスタント
パティシエ・調理人
犬の散歩
部屋の掃除
観光ガイド
あとは,フランスにはチップが存在するので,レストランなどで働くとチップがもらえることもあるかも...?日本では考えられないですね!


2.気になる待遇と実際

フランスでは,先ほど行ったように,労働時間に上限があります。
最低賃金はフランス語でSIMIC(スミック)と呼ばれ,大体10€/時間(日本円で1200円くらい)です。


ただし,日本の大学生ほどバイトに励む大学生は少なく,フランスの大学生はインターンに参加することが多いそう。インターンは大学の必修科目である上に,企業からは即戦力を求められるため,インターンで培ったビジネススキルや人脈が重要なポイントになるようです。


3.日本留学生のアルバイト事情
フランスに留学したら,アルバイトもやってみたい!と思っていらっしゃる方も多いはず。

ちなみに,日本の大学生がフランスで働くことは可能です。

ただし,外国人学生が働ける時間は,一般年間労働時間の60%の範囲内が条件となっています。

ちなみに,在学している大学や高等教育機関で働くことも可能です。新学期の学生の受け入れ支援,チューター,文化・スポーツ活動の推進,ハンディキャップの学生のサポートなど,一般的に学内での学生生活に関わることが主な仕事になっています。


4.終わりに
フランスで働きたい大学生の皆さん,フランスに留学する機会があればぜひ検討してみてくださいね!
次はSeiraがモンマルトルについて紹介してくれます!ぜひお楽しみに〜〜


参考文献(最終閲覧:2020年9月8日)
https://www.japon.campusfrance.org/ja/travailler-pendant-ses-etudes
https://www.ryugaku-voice.com/fr-yk_travailler.html
https://www.207207.jp/ryugaku-wahori/france_ryugaku/stay/job/
https://www.irasutoya.com
https://anokuni.com/internship-fra/
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-10/PJ6Y3S6JIJUO01