一昨日、監督より「6日までの活動停止」の連絡を受けました。選手の連絡網に送る文面を書いているとき、言い回しとか言葉選びにものすごく時間がかかりました。送信ボタンもなかなか押せず、意を決して送信を押しました。こんな経験は初めてでした。
自分が思ったのは、「今、野球ができることに感謝しなくてはならない」ことです。少年野球の時は何気なく「今の時代に野球ができることに感謝し~」と練習後に言っていましたが、その本当の意味を理解しました。何不自由なく野球ができる環境にあることこそが幸せだと思いました。
実に33試合のオープン戦が中止となり、宮崎遠征、宮崎キャンプが中止となり、試合も遠征もなくひたすら球場と2グラ練習。選手たちが一番精神的につらく、大変だったと思います。首脳陣、学生コーチも練習メニューを考えて、できるだけマンネリにならないよう、変化を付けた練習をしていました。感謝しかありません。
そんな中、自分は果たして選手のために何かできたのだろうか。そう思います。
自分が落ち込んでいたらチームの士気に影響が出ると考えていますから、グランド内では常に笑っていようと思いました。先のことについて聞かれても、わかっていても答えちゃいけない立場なので「まだわからんね」と返していましたが、辛い気持ちでいっぱいでした。ただ、選手は一生懸命頑張っている姿を見て、頑張ろうと気合が入ったものです。だから最近はやたらとグランド内で選手と話してたんですよww
先が見えない、相手が見えない、本当に苦しい戦いですが、「共に闘おう!」それを伝えたい。コロナの脅威はすぐそこまでやってきていることも併せて伝えたい。
最高のチームは自分達で創る!
最高のシーズンは自分たちで掴む!