Twitterでとうもろこしを売った話

8月27日、学生団体Fuseは、下北沢にて焼きとうもろこしを販売するイベント、「とうきびキッチン」を開催しました。

私が担当した業務は、主に

・とうもろこしの仕入れ

・Twitterによる情報発信 の二つです。

事前準備〜とうもろこしを売り切るまで、順を追って振り返っていきたいと思います。


<事前準備>

告知ツイートをRTしていただけたり、プレスリリースを元に記事を書いてくださる方がいたりと、事前に一定数の人には情報を届けることができていたのではないかと感じています。

<当日>

私は地方に住んでいるので、このような情勢の中で東京に行くのが難しく、自宅からの参加となりました。

元々Twitterを運営していたこともあり、SNSを使って告知・集客を行いました。

とうきびキッチンをご利用いただくには、①来店する ②デリバリーを頼む の2択があったので、それぞれターゲット層を絞り込みアプローチをかけました。

①は下北沢に居る/行く人が来てくれる可能性が高い(ついでに寄ってもらえる)と考え、「下北沢」をエゴサしてひたすらいいねを付けました。そこからアカウントに飛びご来店していただけた方もいたので、地味だけれど効果的な方法だなと感じました。

②は対象範囲が広くなるので、「とうもろこし」でエゴサをかけたり、東京23区のグルメ好きな人を対象に広告を打ったり。…ですが正直、デリバリーはあまり数を伸ばすことができませんでした。私たち団体に対する信頼感や、とうもろこしの良さなどをアピールできたら良かったのかもしれないと思っています。


暑い中現地メンバーも頑張ってくれましたが、当日中に500本を売り切ることはできず……

手応えを感じた部分もありつつ、力不足に悔しい思いをしました。

しかし、余ったとうもろこしをそのままにしておく訳にはいきません。出来るだけ新鮮なうちに多くの人に届けたいという思いで、翌日の昼から通販を行いました。

4本セットで1000円という、原価ギリギリの価格。ですが、安いだけでは自然に売れる訳ではありません。

「とうもろこし」でエゴサ&いいね、手書きのお願い文章をアップロード、自分の就活垢でもツイート、Facebook投稿などなど、思い当たることは全て行いました。

最終的に、代表がお世話になっている溝口さんという方が「残ったとうもろこしは全部買うよ」と言ってくださり、全てのとうもろこしを売り切ることができました。

<感じたこと>

今回のイベントは、本当にいろいろな方の支えがあって実行することができたと感じています。

とうもろこしの仕入れ・農家さんとのパイプ役を担っていただいた北海道旬直の方、RT・記事作成などで拡散にご協力いただいた方、実際にとうもろこしを購入いただいた方々、そしてもちろんメンバーも。

もっと早く告知をすれば良かった、他にもできたことがあったんじゃないか、という後悔もありますが、一つのイベントを通してこんなにも沢山の方に支えていただいたという実感・達成感も同時に感じています。

もともと、「ガクチカを作りたい」というやや邪な動機で始めたFuseの活動ですが、一つのことをやりきった自信、一緒に活動をしたメンバーというかけがえのないものを得ることができました。

今後の人生にも、この体験を生かしていきたいです!


吉住 海斗
2020.09.14

最高に素敵な文章!!
あと、影の努力がしれてよかった!!