武道で学んだこと

私がこれまで武道を通じて学んできたことは「礼節の大切さ」です。
 私は現在、大学で少林寺拳法部に所属しておりますが、それ以前に中学、高校では剣道部に所属していました。練習自体も厳しくはありましたが、何よりも礼儀作法について厳しく教えられてきました。こうした経験で身につけた所作は自身の立ち振る舞いに大いに影響していると度々実感しています。
 少林寺拳法においても作法は異なれど、「礼儀を重んじる」という点は他のどの武道・武術とも変わりません。これは武道の世界に限らず、日常のあらゆる場面で「礼節」が求められることの表れなのでしょう。
 武道には単なる技術の修行としてではなく、人間形成としての意義があることを日々実感しております。