4年間を振り返って/新入生の皆さんへ

学習院大学ラグビー部サポーターズクラブ公式ホームページをご覧の皆様こんばんは!
4年の小堀洵平です。
このラグビー部で過ごした日々を振り返ってみたいと思います。

まず1年生の頃は右も左も分からず、高校とのレベルの違いからついていくのに必死になっていました。精神的にも肉体的にもまだ足りていなかった自分を先輩方はやさしく育ててくれました。試合にも少しづつ出られるようになり、あっという間の1年だったように思えます。

2年生になると後輩もでき、頼るばかりでなく頼られる側になったことで責任感が生まれました。公式戦にもスタメンとして出場することができ始め、結果もついてきたことから、非常に充実していたように思います。しかし、対抗戦初戦の一橋戦で肩を怪我し、シーズン終了ということになってしまいました。チームとしては長年勝てていなかった相手に勝てたことでとても嬉しかったのですが、怪我のこともあり複雑な心境でした。

リハビリに励み、来年副務になることが決まり仕事も増え、主にチームをサポートする側に回っていました。もちろん練習も試合も参加できなかったので、サポートすることでチームに貢献しようと考えていました。でも、早く復帰して練習したい、試合に出たいという気持ちは強くなっていきました。そんな中、練習にもコンタクト以外は参加できるようになり、復帰ももう少しというところで練習中に前十字靭帯断裂をしてしまいました。シーズン始まったばかりなのに私のシーズンは終了となりました。この時は正直人生で一番つらかったです。退部も考えました。
しかしこのままやめてもいいのかと思う自分もいました。ここまで続けてきたのに最後に辞めてしまうのかと。入院中もお見舞いに来てくれた先輩や同期、後輩など周りにこんな人達がいるのに辞めるわけにはいかないと思うようになりました。そして3年は副務としてチームをサポートすることに決めました。

最終学年、目標に向かって主将を中心に自分たちの目標に向かっていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって活動休止せざるを得ない状況になってしまいました。なんとか収まってきた8月、ようやく活動を再開することができ、11月の対抗戦に向けて練習しました。私自身も最後の大会に出られるよう調整していきました。そして対抗戦2試合目、東京大学との試合で私は2年ぶりに試合に出ることができました。怪我前に比べると納得のいくプレーはできませんでしたが、今まで応援してくれたOBOGの方々や、監督・コーチ・トレーナー、サポーターズクラブの皆さん、そして何より支えてくれた家族にその姿を見せられたことは嬉しかったです。最終戦のラスト15分にも出場することができ、これで俺の4年間、中高も含めれば10年間は終わるんだなと思ったら試合中感極まって泣きそうになりました。

書いていてよく分からなくなってしまいましたが、つまり私の言いたいことは、この4年間は良くも悪くも私の中に残り続け、また大切な4年間だったということです。
先輩や後輩、そして同期皆に助けられ、支えあいながら過ごしてきたこの4年間はかけがえのないものです。

最後に、ここまで応援し支援してくださったOBOGの方々、監督コーチトレーナーの皆さん、サポーターズクラブの皆さん、そして家族本当にありがとうございました。

~新入生の皆さんへ~
新入生の皆さん、こんばんは!
去年はコロナによって生活ががらりと変わってしまい、大変な1年になってしまったと思います。また今年もまだまだ厳しい状況が続いています。オンライン授業などで思い描いていたキャンパスライフを送ることは難しいかもしれません。不安もあると思います。
そんな時少しでも興味があるな、興味が無くてもこれを読んだ人には是非ラグビー部に入ることを検討してもらいたいです。初心者でも全然活躍できます!また、経験者はさらにその力を発揮してほしいです!待ってます!
とは言いましたが、この4年間で何をするかは自由です。後悔しない選択をしてください。
今後の皆さんの大学生活が楽しいものになりますように。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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