ドローンを利用した写真撮影サービス……のはずだった。

Day5 のニーズのメカニズムシートを埋める際に、次の3つのジョブを考えた。

1. 効率的に過ごしたい
2. 羨ましがられたい、充実してるように見せたい
3. 友人、家族と楽しく過ごしたい

そこで、授業内では「旅行で羨ましがられること・充実しているように見られること」というジョブの下、アイデアトランプを使ってアイデアを発散させた。

その後の議論で、 脚光を浴びろ！『映えるんです』 というコンセプトでソリューションを作成することに決まった。

脚光を浴びろ！『映えるんです』  は、ドローンのサービスである。人に取り付けたセンサーをドローンが追従し、旅行の楽しい雰囲気を俯瞰的かつ包括的に撮影することができる。人が地上で撮るのとは異なった「映える」動画や画像を撮影することができるのだ。

自動的に追従するロボットカメラマン、といったイメージだろうか。

• プロカメラマンでもできない構図で
• プロカメラマン顔負けのきれいな写真や動画を

安価に撮影できるソリューション……のはずだった。

講義後。

グループチャット上でディスカッションが起こり、ドローンの法規制の問題などから実現性に疑問符がついた。もう一度グループで集まり、ニーズのメカニズムシートのジョブ3つ

1. 効率的に過ごしたい
2. 羨ましがられたい、充実してるように見せたい
3. 友人、家族と楽しく過ごしたい

から考え直してみることに。

1と3は結局、失敗しない旅行を簡単に作ることによって達成される。その点を考慮した上で、ソリューションを考えた。新しいソリューションタイトルは、 旅行を効率的にサポートする traVelleR だ。

VRを使い、現地の観光地の詳細説明や観光地そのものの紹介を行う。パンフレットやWebページより情報量が多く、効率的に旅行計画を建てられればよい。

このコンセプトをもとにMVPを作っていく。MVPの成果は……次回に譲ろう。