NHK BSプレミアム「美と若さの新常識 4月2日放送」の予告

産後、体型回復は無理と思っていませんか?

 NHK BSプレミアム「美と若さの新常識 4月2日放送」において、ファシアについての特集が組まれます。蒲田は「下腹ぽっこり」に対して、ファシアに対する「組織間リリース」という徒手的な治療テクニックを使って解決する、というお題をいただきました。おそらく制作会社の方が、私のフェイスブックの記事を見られたのかと思います。

 なお、番組では、「ファシアケア」と紹介されいましたが、実際には蒲田が開発した「組織間リリース」という技術を使ったファシアケアを紹介しました。

 

■Fascia(ファシア)とは
 ファシアとは、筋肉や臓器を仕切る「容れ物(コンテイナー)」であり、筋膜や腱膜のように力を伝達するものや、内臓などの位置関係を保つような網の目構造を呈しているものが含まれます。一番大きなファシアは皮下脂肪の中にあり、浅層ファシアと呼ばれます。

 ファシアはときどき「筋膜」と呼ばれますが、これは誤訳です。本来は筋肉を包むファシアもののみが「筋膜」と呼ばれるべきで、内臓や皮下脂肪にあるものは訳語がなく、ファシアとカタカナ表記されます。

■番組で紹介したファシアケアの概要
 今回の番組では、「下腹ぽっこり」の原因として、
 1.重力による内臓の降下
 2.腹筋下部が持続的に緊張できない呼吸パターンの問題
 3.腹筋下部をとりまくファシアが癒着して、下腹部を凹ませることができない
という3つの問題点を解決する方法をご覧に入れます。簡単に、それぞれについて開設しますね。

1. 重力による内臓の降下
 立ち上がると内臓は下に下がろうとします。地球上で生活する以上、重力からは逃げられません。女性の場合、骨盤には膀胱、子宮、直腸があるため、子宮のない男性よりも臓器が密集しています。このため、胃や小腸が重力で下がろうとすると、下方ではなく、前方に移動せざるを得ないのでしょう。

2. 腹筋下部が持続的に緊張できない呼吸パターンの問題
 腹式呼吸では、息を吐くときに腹筋を収縮させ、息を吸うときに腹筋を弛めます。腹筋を弛めると、1で起こる内臓の移動を止めることができなくなります。息を吸うときにも内臓が前方に移動しないようにするには、息を吸うときに腹筋の下部の緊張を保つ必要があるのです。

3. 腹筋下部をとりまくファシアが癒着して、下腹部を凹ませることができない
 下腹ぽっこりに悩む女性は、そもそも腹筋のなかでウエストを絞る役割のある腹横筋を単独で収縮させることが苦手です。特に産後の女性は、妊娠中に膨らんだお腹を凹めるのが難しいのです。お腹を凹めようと思っても、どのように腹筋に力を入れたらよいかわからないのです。
 さらに困ったことに、下腹ぽっこりの状態で、ファシアが滑らなくなっていると、筋肉どうしも滑らなくなり、ウエストを絞る腹横筋が自由に動かない状態になっているのです。ファシアの癒着を解決するには、運動(トレーニング)ではなく、ファシアを直接剥がすような特殊な治療が必要となります。

 このように下腹ポッコリには主に3つの原因があります。そのうち、地上で生活している以上は、1の重力の影響は排除できません。したがって、2と3に対して、「組織間リリース」と「呼吸エクササイズ」を用いて改善していきます。呼吸エクササイズは、風車を回すような「強制呼気」によって腹横筋を意識できるようにし、その上で下腹部の腹横筋の緊張を保ったままで息を吸う練習をしてもらいました。


■「組織間リリース」とは
 組織間リリースとは蒲田和芳が開発した治療テクニックです。内臓も含めて、体の中の癒着を解消することができますが、特別なテクニックが必要で、誰にでもできるものではありません。

 スタジオ収録では、ゲストの潮田玲子さんの腹部のリリースを行いました。腹横筋の表層のファシアに滑走不全(癒着)が見つかったので、指を持って自分自身の腹横筋のファシアリリースを体験してもらいました。オフショットですが、MCであるフットボーラーアワーの後藤輝基さんには三角筋後部の浅層ファシア、大地真央さんには副神経のリリースを少しだけ体感してもらいました。

https://www4.nhk.or.jp/beautyscience/ 

  

 

■ファシアケアを受けたい方へ

 今回、視聴者の皆さんから大きな反響があることが予想されます。できるだけご希望に応えたいと思い、(社)日本健康予防医学会 関節疾病予防専門部会が発行する関節運動指導士の認定者リストを公開します。このリストのうち、Level 3以上(リアライン・セラピスト)の理学療法士、柔道整復師の方々は組織間リリースを習得されています。

 医療機関では主に痛みや機能障害の治療が中心ですので、美容目的で組織間リリースをされている施設を探しておられる場合は、当社(株式会社GLAB)にお問合わせください(info@realine.info)。

 蒲田は、「産後ケア」サービスとしての予約枠を確保しております。空き枠があれば「産後ではない方」のケアもお受けしています。月に数枠ですのでお待たせするかもしれませんが、ご希望の方は申し込みフォームにご記入ください。


■蒲田和芳が取り組む事業紹介
■セラピスト・治療家向けのセミナー
・関節疾患の治療に特化した<ジョイントヘルスセミナー>
・産前・産後ケアに特化した<産前・産後ケアセミナー>
・関節の健康をサポートする<関節運動指導士必須セミナー>
  
https://realine.info/schedule/2020 

■関節の歪みに特化した新しい健康器具「リアライン」

・骨盤/胸郭j、背骨の歪みを整える <リアライン・コア>
・座るを革命する座椅子 <リアライン・チェア>
・高機能テーピングに基づく靴下 <リアライン・ソックス>
・子どもから高齢者まで、足の歪みを整える <リアライン・インソール>
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■企業経営者の方、福利厚生責任者の方へ
リベラシオン(解放)・・・働く女性の足元を美しく支え、笑顔をいっそう輝かせるプロジェクト
  https://pando.life/glab/service-572
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  https://pando.life/glab/service-571  

■取材や企業のお問い合わせはこちらからどうぞ
  https://realine.info/contact

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株式会社GLAB

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産業性腰痛予防プロジェクト

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