子どもの足を真剣に考える親御さんへ

子どもがすくすくと育つ様子をみるのは親として何よりも嬉しいことです。

風邪や発熱など、ときどき病気も乗り越えつつ、徐々に逞しくなっていきます。元気に走り回っている様子を見ると、頼もしく感じるものです。


ところで、子どもの足のレントゲン写真を見たことはありますか? 成長期の子どもの足では、骨がまだ完成しておらず、この写真のようにスカスカの状態なのです。骨がないところには軟骨があって、徐々に骨に替わっていきます。軟骨は柔らかいので強い衝撃をしなやかに受け止めることができる一方で、変形も起こりやすい特徴を持ちます。そして成長期までに変形が起こってしまうと、骨の形も変形してしまい、一生変形した骨と付き合って行くことになってしまいます。



私どもは、真剣に子どもの足を守りたいと思っています。子どもの足は、初めて立ったときから徐々に体重を支える能力を高めていきますが、同時に柔らかい足への負担によって変形が進行する可能性もあります。扁平足やハイアーチ、外反母趾といった足の歪みが症状を出すのは何年も先のことで、本人も親も「歪み」に気づくことはありません。しかし、1歳のときから徐々に歪みは進行し、衝撃吸収の能力の低い足が作られているかもしれません。

子どもの足を守るためには、成長の過程で足を守り続けることが必要です。1歳から、足が極端に扁平足やハイアーチにならないように、中間的な足の形を保って成長することが望ましいと考えています。そのためには、足が変形しないように保護するためのインソールが有効です。長年、子どもの足を観察する中で、無理やり足のアーチを持ち上げるようなものではなく、自然に「中間的な」足に誘導するインソールがベストであるという結論に達しました。そこで開発したのが、リアライン・インソール・ジュニアです。

https://realine.info/realine/insole-sports



このインソールは12~21cmの1cm刻みのサイズ展開で、1歳で初めて立ったときから、小学生の高学年になるまで、子どもたちの足を支え続けます。元は、リアライン・インソール・スポーツというアスリート向けのインソールがあり、さらにその背景には2000名を超えるアスリートの足に対して、オーダーメイドの医療用インソールの作製経験に基づいて開発されました。アスリートの足が悲鳴を上げる状況を分析し、あらゆる障害にも対応できるように作られてきたのです。2000名のうち、500名を超えたあたりから、足が少しずつ形を変えてインソールの形に近づいて来ることがわかってきました。つまり、理想的な足にフィットするインソールを作れば、そのインソールに適用した足は、徐々に理想的な足に近づいてくるのです。


この理論は、子ども用のインソールにおいてさらに大きな意味を持ちます。子どもの足は柔らかいからこそ、理想的な足にフィットするインソールを装着することで、理想的な足の形に近づいていく可能性が高いと考えられます。もしかしたら、あなたのお子さんは、遺伝的に外反母趾になりやすい足、あるいは扁平足になりやすい足の形状をもって生まれてきたかもしれません。しかし、小さいときから、理想的な足の形に誘導していくことで、そういう問題を起こしにくい足になっていく可能性があるのです。


リアライン・インソール・ジュニアは、上記のように子どもたちの健やかな成長を守るために開発されました。お子様の成長を支えるたくましい足をサポートするお手伝いができることは、この上ない幸せです。是非とも多くの子ども達にお試しいただけるよう、これからも啓蒙活動に取り組んでいきます。




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