4年間を振り返って



平素よりお世話になっております。
21武蔵の主将を務めておりました増田美優です。

まず初めに、日頃より武蔵大学女子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただいております、
御父母の皆様、OGの皆様、学校関係者の皆様、女子ラクロス部に関わってくださったすべての皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。
皆様のおかげで今年度も無事に活動を行うことができました。誠にありがとうございます。

引き続き22武蔵の応援をよろしくお願いいたします。




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12月11日(土) 学生ラクロス完結



当日は試合は終わったのに引退した実感なんかなくて、でも寂しさはあって、
アルバムの写真は見れないし、
なんともない音楽が心に染みて、
みんなからのLINEのメッセージで泣いていました。


自分の当たり前だった日常は​ガラッと変わるのに、周りの生活は変わらず進んでいくことに違和感と悲しさがありました。


しかし引退してから早1週間。


アルバムの写真はいい写が多いなーって見返せるし、
応援ソングだって口ずさめるし、
早朝にラクロッサーを見かけて、がんばれと思える余裕がでてきました。



なので今日は、冷静に、引退して思うことや、みんなに伝えたいことなどを書きたいと思います。

​ここまでくるにも長々と書いているのに、これからまだ色々なことをだらだらと書いてしまいそうです。飛ばし飛ばしで構いません。最後まで読んでいただけると幸いです。




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まず今の率直な気持ちは、
やっぱり2部昇格を達成したかった
4年間のラクロスを私はやり切った
ふたつの思いが半々。


学生ラクロス人生をやり切って、出てくる思い出も意外と楽しいものばかりなのに、しつこいほどに2部昇格を達成したかったという思いも出てくる。


でもそのくらい本気で2部昇格を目指して取り組むことができたから、やり切ったという思いもあるのだと思う。


部活動という組織に所属していると、仲間とか成長とかを手に入れる機会が、本当にたくさん勝手にころがっている。


でも、武蔵大学の女子ラクロス部で、かつ本気で目標に対して行動しないと得られないことの方が価値がある。


それらを得ることができた学生ラクロス人生を誇りに思うし、本当に武蔵大学女子ラクロス部で4年間を過ごすことができてよかった。




みんなにも引退する時、女子ラクロス部に入ってよかったと、思い出が美化されたからではなく、本心で言って欲しいと願う。




なのでここからは最後に少しだけみんなに伝えたいことを書きます。




21武蔵の始動ミーティングの日、こんな話をしました。


「21武蔵が終わった時に、自分は後悔したからみんなは後悔しないように頑張れっていうのは格好悪いから言いたくない。だからこれからみんなで1日1日を無駄にせず過ごしたい。」


この1年間は少し甘い採点かもしれないけど有言実行。後悔のないように行動してきた。


しかしこの話をした時には、既に取り戻すことのできない3年間が過ぎており、この期間の後悔はたくさんある。


不言実行で格好悪いけど、どうしても後悔話も聞いて欲しい。



3年生までは結局、色々なことがどこか他人事になっていて、それが行動にも出ていた。
先輩方にもたくさんのご迷惑をお掛けしました。
本当に申し訳ありません。



自分のDFで相手に点を絶対に入れさせないで、チームを勝たせると本気で思えていただろうか。

自分の言葉で誰かの心まで動かそうと思って発言していただろうか。

平和主義者の自分は誰かに意見なんてしたことあった?


もちろん全部、全く思っていなかったわけじゃないし、行動してこなかったわけじゃない、その当時は精一杯頑張ってきたつもり。


でも明らかに4年生の時とは気持ちも行動も違っていて、他人事になっていたのだと気づく。



みんなの今の言動はどうだろう。
※できていないと言いたいのではなく、一人一人が自分と向き合う機会になればいいなと思っています。



自分たちの代とか、あと2年あるとか、まだ1年生とか、この言葉が出た時点で、多分どこか他人事。

不安や不満があるのに、言わずに今は耐えようとか思っているのなら、もう完全に他人事。

全員が今この瞬間に責任を持って一生懸命にならないと

みんなが描いている理想のチームにはならないし、

誰かが悲しい思いをしているチームになる。

​いざ自分の代になっても上手くいくはずがない。

​自分が4年生になった時に起こってくる問題は、実際は今解決できたことかもしれない。

​今の行動は良いことも悪いことも必ず自分に回りに回り帰ってくる。

4年間の全てを後悔しない日にすることは大変なことだと思うけど、自分のためにチームのために自信を持てる行動をとって欲しいです。

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​私もできていなかったけど、だから同じことを繰り返すのではなく、しょうもない歴史は断ち切って下さい。




上記のことを踏まえて、

今はワクワクしていますか?
何のために女子ラクロス部に所属していますか?
22チームの最終日はどんな自分になっていたいですか?



ワクワクするしないの直感は多分信じて大丈夫。
ワクワクしてないなって思ったら、何かを変えるべき時。
小さな違和感でも声に出して。
小さな発信も心に受け止めて。
言いっぱ聞きっぱにしないでいっぱい話し合って。
みんなが声に出せる環境を作るのは全員の行動。
​せっかく同じ目標に向かって頑張っているのなら、意見を出し合って1番いい選択肢を取るべきだと思う。
何も意見をしないのなら文句を言うのは禁止だよ。




何のために所属してるかって明確であるべきだと思う。
分からなくなった時って、変にもやもやするし。
所属している理由は、人それぞれだと思うし基本的には何でもいい。
だから分からなくなったら、何でラクロス部に入部したんだっけとか、自分がどうしたいのかを考えてみて。
あと最初の方に書いて繰り返しになるけど、部活動って 普通に過ごしているだけで自分の求めてるいることが勝手に手に入る場所だから、本気で行動しないと得ることのできない価値あるものを求めて行動して下さい。




最後にどんな自分になっていたいか。
​これを考えるミーティングを先日行ったと聞きました。
理想の姿になるには、そこに向かう行動を取り続けなければならないです。
そうしないと後悔が残ってしまうから。
きっと楽してもなれる姿になりたい人はいないと思う。
キャパを越えろとか、苦しめってことでは決してないけど、楽な道に逃げないで、耐えるべき時もきっと来ます。
誰かを頼るのは逃げではないので、同期、先輩、後輩、周りの人と支え合って乗り越えて下さい。



ブログを書き始めたら、自己満ばかりだけど伝えたいことが溢れて、つらつらと偉そうに書いてしまいました。
また話しが長いと言われそうですが、これでも添削したつもりです。ご了承下さい。



22チームのみんななら、キラキラしていて愛されるチームを作れると思うし、1年間死ぬ気で頑張れば、今年よりもずっといい結果だってついてくると思う。


1年間はどういう風に過ごしても、同じ速度で進み、あっという間にまた来期になります。


だったらどんな1年間にしたいのか、
満足できるものにしてね。


​今だけの青春を目一杯楽しんで!


私ももう一度どうにか頑張ってベンチに立てないかなと考えていますが、無理な話なので来年は応援席から叫んでいます。
(2021のリーグ戦動画には、有名なこはる先輩の小言がたくさん入っていました。)


2部昇格ができなかった思いは、22チームの目標が何であれ、みんなに託します。
私はOGになるけど武蔵のメンバーとして、目標達成を少しでも支えたいなと思います。


だからみんなも自分が輝ける場所で最大限の力を発揮してください。



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最後になってしまいましたが、私の4年間は本当に多くの方の支えのお陰で成り立っておりました。
人に恵まれ人に支えられ私はとても幸せ者です。


最初は御一方御一方へ思いを書いていたのですが、膨大になってしまったため、後日直接愛を語らせていただきます。

石渡さん、じょーさん、しまさん、ふうさん、一原さん、佐々部さん、先輩方、保護者の皆様、1年生、2年生、3年生、同期、クラブチームの皆様、他大学のラクロス部の友達、地元の友達、両親、武蔵大学女子ラクロス部に関わってくださった全ての方々

本当にありがとうございます。



彼氏も支え続けてくれてありがとうとか言いたかったけど、ラクロスが彼氏の4年間でした!

​でも最高の青春だった!ありがとう!




​4年間隣で変顔してくださるほど仲良しです。

​カメラは見ていませんが膝枕をしてもらえるくらい仲良くなれました。

​見ての通りラブラブです。



21武蔵主将
増田美優

かんた
2021.12.22

めっちゃ熱い記事素敵すぎました!
なぜ自分がそこにいるのか、その環境に身を置いているのか、普段考えないことだからこそ考えることとても大切ですよね!!
増田さんの気持ちのこもった記事読んでいて勉強になりました😊