リーグ戦への想い みる

女子ラクロス部4年 主将の松崎千夏(みる)です。
まず初めに、日頃より武蔵大学女子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただいております、保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様、いつも本当にありがとうございます。
ここ数年は幾分か元の生活に戻りつつある年も、まだまだ予断を許さない中で今までと変わらず活動ができているのは皆様のご理解、ご協力があってこそだと思っております。多大なるご支援を頂きましたこと、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
今後ともこの武蔵女子ラクロス部の変わらぬご支援、ご声援の程、どうか宜しくお願い致します。


早いもので、私のリーグ戦への想いを綴るのもこれが最後です。やはり人間は、終わりが見えてくると急に焦りだすものですね。
もっとああしていれば良かったとか、出来ることは無いかとか。私が見てきた歴代の先輩たちはこの様な気持ちをされてきたのかとつくづく思います。

拙い文章ではありますが、そんな初戦を控えた今の率直な気持ちを、ここに綴らせていただきます。

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今日朝起きた瞬間、何を思いながら起きただろうか?





いつだってそうだ。
壮大な話を私がするのは何だか恥ずかしいものだが、人生は本当に選択だらけだと思う。


夏の茹だるような暑い朝、あの灼熱のグラウンドの中での練習を考えただけで億劫になるときも、冬の凍えるような寒い朝、まだ外は夜みたいに暗くて、寝ぼけ眼で始発の電車に乗り込むときも、

考え方一つで、選択した一つで、胸を張れた今日に、誇れる明日に繋がるんだと思う。

これが、私が4年間「未来に誇れる今」を模索し続けた答えなのでは無いか。



そう考えると、今期私たちが掲げる


「愛し、愛されるチームを実現する。」


このビジョンは簡単そうに見えて難しい。
何故なら、周りから応援される、愛されるチームになる為には、まず自分が自分を愛さなくてはいけないからだ。それこそ、今日の選択が、胸を張れる自分にさせてくれるのだから。




今日が終わる。
自分は今日も胸を張りながら試合・練習中もコート外でも居られたのか。そんなことを毎日考えながらまた今日が終わる。いつも目に見えない不安に駆られては、その様な事をいつも考えて、

「まだ出来る」

そう考えていた。


4年生になってからは特に、自分がこのチームに存在する理由を考えることが常々あった。

今期のチームは例年とは大きく異なって上級生は少ないけど、技術はもちろん、チームがビジョンに対して本質をぶらさず向かえるように舵を切る。私だからこそ出来ることはまだまだある。
だから自分が今ここに存在する意義を、決して見失わないで。最後まで自分に出来ることを模索し続けて。
これはある意味、私が今の私に向けたメッセージなのかもしれない。私はこの4年間を出来なかった、足りなかったでは終わらせたくないから。







最後に、22武蔵の皆へ

明日は遂に初戦だね。素直で、少人数ながらも、ラクロスにひたむきに向き合う武蔵女ラクの皆を見ていると自分ももっと頑張らないとという気持ちにさせられる。まだまだ発展途上ではありながら、模索し続けて1歩ずつ、1年生から4年生まで全員がビジョンへと向かっていこうとしている姿を見ると、やっぱりこのチームで勝ちたいと思う。

自分は与えなきゃいけない立場なのに、与えられることの方が多い。


いつもいつも本当に感謝している。




私たちが今向き合うべきは成城戦で勝つこと。

そのために朝起きた時から良い選択をしていこう。
準備してきたことが思うようにいかない時間なんてざらにあると思う。
入りから自分たちで雰囲気をどう作るか、上手くいかないときにどう立て直すか。
とにかくそこにこだわっていこう。全てにおいて最善の準備を積み上げていこう。


22武蔵はまだまだ未熟なチームだけど、ここに居る皆が今目の前の出来ることを100%出し切ろう。​そして、一緒に勝とう。



明日はこの武蔵女子ラクロス部の主将としての私が、そしていちプレーヤーとしての私が、これは決して有終の美を飾ろうとか、4年間で最期の試合だから、とかではなくて

コーチ/トレーナーの方々、保護者の方々、OGの方々を始め、関わって下さる全ての方々の為に、そしてこのチームで勝って2部昇格をする為に、私らしく、試合終了のホイッスルが鳴るまでコートを全力で駆け回ります。




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拙い文章となりましたが、私のリーグ戦への想いは以上となります。ここまで読んでくださりありがとうございました。初戦を明日に控えた、今の私の想いが少しでも伝わっていただけたら幸いです。

また、今のチームの皆に、そして自分に向けたメッセージの中で、少しでも何か感じるものがあれば嬉しいです。


私たちのリーグ戦はこれからです。これからもまだまだ沢山成長し続けます。
今後ともどうか暖かいご声援の程よろしくお願い致します。




                                                                   2022年9月23日
                                                                  4年 主将 松崎千夏(みる)