愛され続ける『千と千尋の神隠し』

皆さんお久しぶりです、みょんです。

今回はアニメーション界に大きく名を刻むジブリ映画「千と千尋」についてご紹介しようと思います。


1,基本情報

『千と千尋の神隠し』


監督・脚本 宮崎駿さん

主題歌 「いつも何度でも」木村弓さん

公開 2001年7月20日

上映時間 124分

興行収入 316億円

内容の概要は,家族と引っ越していた一人の女の子(千尋)が両親とはぐれ,不思議な青年(ハク)によって連れてこられた湯屋での仕事を通して成長していく過程が描かれたものです。

計10ヶ国語以上に翻訳され,50ヵ国以上で放映されました。


2,人気の秘訣

ここからは色々な批評家の方,コメントをピックアップしてご紹介させていただきます。

ハッキリとした境界線


千と千尋では,千尋が住んでいた世界と湯屋のある世界がある一定の点においてハッキリと分かれています。このことで,異世界と現実の境を明確にし,「想像の世界」という子供心の残った妄想をさせることで,誰もがアジトのあるワクワク感が味わえるそうです。

絵の鮮明さ


宮崎駿さんの手がけた日本の作品であることから,絵もひとつひとつの模写がとても細かくて鮮やかです。また,主人公の10歳ならではの動き,異世界のイメージが観客にも伝わりやすいといいます。

千尋の成長


千と千尋公開年と同年の流行語「生きる力」を千尋はこの物語を通して学んでいきます。物語の初めは親に甘え,自立心の薄かった千尋が,湯屋で出会うたくさんのお客さんの接客,厳しい日常作業を通して段々と「生きる力」「我慢強さ」を手に入れ,最後の別れのシーンでは自我をしっかりと持ち,前を真っ直ぐと見る力強い目が私は一番印象的でした。


3,最後に

国内の映画興行収入ランキングで,近日公開された「劇場版鬼滅の刃無限列車編」と,20年前から不動の堂々一位であった「千と千尋の神隠し」の首位争いが話題となりました。私の周りにも「鬼滅の刃ファン」は国内外問わずたくさんおり,どれほど素敵なストーリーであるのかということを日々思わせられます。

しかしその反面,このように素晴らしい映画が続々と創作される日本において,約20年間不動の一位を占め続けたこの作品「千と千尋の神隠し」には,日本国民,日本を象徴して海外にも愛される理由というものが存在していると思います。老若男女誰からも愛され,楽しむことのできるジブリ作品をこれからも後世に残していきたいです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

みく
2021.06.15

ジブリ映画は金曜ロードショーなどで放送されると必ずみてしまいます。絵やストーリーは子供もわかる内容であるにもかかわらず、深い意味があるように感じられるのが魅力の一つですよね。

Ellie
2021.02.03

ジブリ映画の世界観には毎回引き込まれます。映画のワンシーンには台湾の街の様子が参考にされたとも聞きました。日本らしい文化と異世界の入り混じった感じがとても好きです😌

HINAKO
2021.01.29

ジブリ映画は鑑賞後、何かを考えさせられる作品がたくさんあります。その中でもこの映画には、細やかで鮮やかな絵に惹かれました。日本だけでなく、海外でも愛された映画である事が嬉しいです。