日本と海外の卒業式の違いとは

小学校や中学校、高校、大学などではすでに卒業式シーズンとなり街中で袴やスーツを着て歩いている方や、卒業証書を片手に制服を着た学生などを見るようになりました。
今回はそんな卒業式について日本と海外の違いに焦点を当ててみます。


ーアメリカの卒業式ー


日本の卒業式の服は、小学校は正装、中高は制服(私服の学校は正装)、大学は男女ともスーツか女性は袴が定番ですね。

アメリカでは、映画やドラマでお馴染みの「cap&gown」スタイルで、キャップとガウンの色はスクールカラーで決まっているらしいです。

そして、成績優秀だったTOP10の卒業生は、ネクタイのようなものを羽織るそうです。


ーイギリスの卒業式ー


海外の卒業式のなかでも日本で比較的よく知られているのが、イギリスの卒業式だと思います。卒業生がいっせいに帽子を投げている光景、テレビなどで一度は見たことがありませんか。
日本との違いはまず、卒業式の時期です。日本では卒業式といえば3月ですが、イギリスのほとんどの学校は7月に卒業式を行います。これは、日本では4月から新学期が始まるのに対して、イギリスでは9月始まりだからです。
高校までは学校によってさまざまですが、大学の場合、卒業式は通常、学校のなかで行われることはなく、シアターなどを貸し切って行われます。卒業式で着るガウンや帽子は、自分で用意してくるのではなく、このシアターで借りるのが普通のようです。
卒業式が終わったあと、卒業生みんなで集まって帽子を投げるのが昔からの習慣のようです。


日本では厳粛な雰囲気で行われるものが一般的ですが、米英の卒業式は明るい雰囲気で行われているようです。皆さんはどちらがお好きですか??