蛙、大海を見る
あるところに環境に恵まれながらすくすくと育った一匹の蛙、Mがいた。
蛙Mは高校までとてもたくさんの蛙と関わりを持てたと自負していた。
高校では兼部をしていたため、他の蛙より他校との関わりが多く、他校の友達も多くいた。
ある日、上空から「ほないくでー」という掛け声とともに何かが壊れた音がした。
そして、蛙Mの視界に突然大海が現れた。
蛙、Honaikudeに加入
本でよく調べてみると、上空から聞こえてきた「ほないくでー」という掛け声は、Honaikudeという団体から発せられたものらしい。
また、Honaikudeはこうとも説明されていた。
「Honaikudeにはいろんな性格や考えをもった蛙たちがたくさんいる。
死の定義をひっくり返そうと企む蛙、この世のすべてを学んだのかと疑うくらい知識が豊富な蛙、専門分野に愛がありその良さを子どもたちに伝えたいと熱く語ってくれる蛙…
サークルをして、バイトを頑張って…そんな生活を繰り返していたら絶対に出会えない蛙たちばかりだ。」
蛙Mははっとした。
「世の中には自分では思いつかないような考えを持つ蛙がいるのか」と。
蛙Mの井戸を壊し、外には大海があることを教えてくれたHonaikudeはショベルカーだった。
蛙MはHonaikudeに乗り込んだ。
蛙、決意する
Honaikudeのメンバーとともに活動を続けていくうちに、考えが変わっていることに気づいた。
今まで井の中で満足していた蛙関係は、外にでるととても小さな関係図だ。
大海を知った今ならもっといろんな蛙と関われるはず。
もしかしたら、この大海より大きな大海があるかもしれない。
なかったら大海を作ってしまおう。
と。
ゲコゲコ。
(井の中の蛙大海を知らず。されど空の深さ(青さ)を知るって言って、狭い世界で一つのことを突き詰めたからこそ、その世界の深いところまで知ることができた、って続きがあるって知って心が騒いでる)