【第1回 全日本大学軟式野球選抜大会 1回戦 vs愛媛大】

[スコア]
愛大 002 000  000       | 2
法政 | 000 100  101×   | 3×

[バッテリー]
池田大(4回),切原(5回)-髙井

[スタメン]
⑥大貫
③野中
⑨高橋
②髙井
⑤飛田
⑧安松
⑦利渉
①池田大
④小池勝

いよいよ初戦を迎えた全日本選抜大会。

3年ぶりに長野の地を踏んだ我々の初戦は、四国地区連盟代表の愛媛大学。

14:53。長野オリンピックスタジアムにて、全国への挑戦が始まった。

法政のマウンドには池田大晟。
​初回。1,2,3番を3者連続三振に仕留める幸先の良いスタートを切る。

​一方の法政は、初回。1死から2番野中が四球を選ぶと、その後、2死1,2塁の先制チャンスで飛田を迎える。しかし、2-2からセカンドゴロに倒れ、0点に終わる。

2回の池田は、先頭の4番川上にヒットを許すも、後続を断ち切る。

試合が動いたのは3回。
愛大先頭の8番山田を内野安打で出塁させると、続く9番森のバントにエラーが絡み、1,2塁。
1番大森を打ち取り1死とするも、2番伊賀にライト前に運ばれる。ここで中継が乱れる間に、2塁ランナーが本塁を狙うが、ツキが重なり挟死にする。
2死となり、落ち着いた場面であったが、続く3番芝への初球。左中間へのタイムリーツーベースを浴び、先制を許す。

追いかける法政は、4回。
安松、利渉が出塁し、2死1,2塁のチャンスを作ると、8番池田のところで代打・釜島を送り込む。すると、3球目、捉えた当たりはレフトを超えてタイムリーツーベース。1点を返す。

5回からマウンドにあがった切原は、その初回こそ四球でランナーを許すも、徐々にギアをあげ、流れを自軍に引き寄せる。

すると7回。
法政は、1死から野中が出塁すると、進塁打で2塁へ。ここで迎えるは4番髙井。初球を振り抜いた打球は三遊間を破り、二走野中が生還。終盤、ようやく同点とする。

8回は共に無得点で迎えた9回。
愛大の先頭川上に、内野安打を許すと、1死から盗塁を決められ、ピンチを迎える。
しかし、ここで意地を見せたのは切原。6番信長をセカンドフライに打ち取ると、続く7番福崎を三振に仕留める。

その裏の攻撃。打順はトップから。
​この日、4打席当たりのない大貫だったが、ようやく鋭い当たりでレフト前へ。法政ベンチの勢いが増す。すると、続く野中のセカンドゴロで、1死2塁のチャンスを迎え、打席には3番の高橋。1-1から放った打球はセンターやや左を超えて、勝負あり。
​苦しい展開となった初戦だったが、27年ぶりに2回戦へと駒を進めた。





​全国で1勝をあげる難しさ。
それを身をもって体感したゲームとなった。


歴史はあれど挑戦者。
一戦必勝で次を目指す。

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