【第43回 全日本大学軟式野球選手権大会 3回戦 vs中京学院大学】

[スコア]
法政 | 000 002 100  | 3
中京 | 000 000 000 | 0

[バッテリー]
切原(7回),池田大(2回)-高井

[スタメン]
⑥大貫
③野中
⑤飛田
②高井
⑧安松
⑨高橋
⑦利渉
①切原
④小池勝

ベスト4をかけた全国常連校との3回戦。
夏に越えられなかった壁に挑む。


先攻の法政は初回。
先頭の大貫がキャッチャーフライに倒れると、2番野中はセンターフライ、続く飛田もキャッチャーフライに倒れ、3人で攻撃を終える。


一方、法政の先発マウンドには切原。
先頭の山下をショートゴロに打ち取ると、後続を連続三振に仕留め、こちらも順調な滑り出しを見せる。


2回。先頭の髙井が放った三遊間への当たりが、相手ショートのエラーを誘い出塁するも、後が続けず無得点に終わる。

切原も3回、2つの四球から2死1.2塁と序盤の山場を迎えたが、最後は2番小路をショートゴロに打ち取り切り抜ける。


中盤以降は、法政・切原と中京・本山の投げ合いが続く。法政は四死球でランナーこそ出すものの、5回まで無安打が続き、なかなか突破口を開けずに前半を折り返す。


試合が動いたのは整備後の6回。
法政ベンチは、先頭・野中のところで代打に濱田を送り込む。初球サードフライに終わるものの、続く飛田が四球を勝ち取り出塁。そして次の髙井がエンドランを成功させて、1死1.3塁とチャンスを拡大。ここで、この試合5番に座った安松がセカンドに転がす。飛田が果敢にホームを狙い、クロスプレーで生還。待望の先制点を挙げる。さらに1.3塁から続く高橋がレフト線にしぶとく落として追加点。均衡を破る。

リードをもらった切原はその裏。
1死から1番山下に巧みなセーフティバントを決められて、この試合初安打を許す。しかし、負けじと牽制でアウトを奪うと、続く小路を三振に仕留め、流れを渡さない。


すると7回。9番小池がライト前ヒットで出塁すると、大貫がきちんと送って得点圏へ。その後2死となるも、飛田が1-3からレフト前に運び、3点目。さらに髙井もヒットで続き、中京先発の本山をマウンドから降ろす。


8回からは池田にリリーフ。
1死から、死球とヒットでピンチを迎えるも、9番中島を三振、トップの山下をセカンドゴロに打ち取って、リードを守り切る。

そのまま9回のマウンドにも上がり、小路・門田を内野ゴロに打ち取ると、最後は好打者4番の三浦をセカンドゴロ。自らベースカバーに入り、27個目のアウトを掴んだ。




1984年以来となるベスト4
しかし勝負はここから。
リベンジに燃える火は絶やさない。

関連記事