【春季リーグ第9戦vs慶應義塾大学】

スコア
法政 | 001 040 000 | 5
慶應 | 000 000 000 | 0

バッテリー
青柳(7回),井上(2回)-柳澤

スタメン
⑧服部
⑨久米
⑦大山
④濱田
⑤鈴木
⑥清水
②柳澤
①青柳
③菊本

春季リーグいよいよ大詰め。首位攻防戦の大一番の慶應義塾大学との一戦。
先発はエースの青柳に託す。

初回、1番の服部がショートとレフトの間に落ちるヒットを放ち送りバントと四球で1死2,3塁のチャンスを作るものの無得点。

2回も先頭の6番清水,7番柳澤の連打で出塁するもののうまく得点につなげることができない。

しかし、3回1死2番久米が相手のミスで出塁すると2死2塁で4番濱田から右中間を真っ二つに破るタイムリースリーベースで先制に成功する。

一方、青柳は4回にツーベースを浴びるものの慶應打線を相手に危なげないピッチングで0を並べ続ける。

すると5回、9番菊本がサードへの内野安打から2つの四球を選び無死満塁で3番大山のタイムリーヒット、4番濱田のセーフティバント、5番鈴木の内野ゴロの間に一挙に4点を追加する。

しかし簡単に終わらないのが慶應。
6回の慶應の攻撃2つの四球で1死1,2塁のピンチでクリーンアップを迎える。
しかしこのピンチで4番小林をセンターフライ、5番新倉をファーストフライに打ち取りピンチを切り抜ける。

この後7回は4球でスリーアウトを取って見せ、青柳は7回94球無失点と完璧な投球でマウンドを降りる。

法政も何度かチャンスを作るものの得点には繋げられず、迎えた9回裏。
先頭の4番小林にライト線へのツーベースを浴びるものの、5番新倉を三振。6番清水をショートごろに打ち取りツーアウト。
最後は7番佐藤を三振で切って取りゲームセット。
スタンドからオレンジ色のテープが舞い、マウンドには歓喜の輪ができた。

序盤のチャンスをものにし、一切相手に主導権を譲ることなく勝利し、昨秋から2季連続29度目のリーグ制覇を成し遂げた。

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