少しずつ、でも確実に。

こんにちは。「P.A.L. Project」企画部の門岡春花と申します。私は2年時からの入部なので、今月で所属からやっと1年が経過しました。この写真は、去年の8月に実施したプロジェクトの初日、ウェルカムパーティーです!!写真を見るだけで思い出がよみがえってくるような、本当に充実した10日間でした。

さて、「P.A.L.」という団体については、渉外部の早野君が完璧な説明を書いてくれたので、是非そちらをご参照下さい(https://pando.life/paltokyo/article/12221)。
今回は、「なぜ私がP.A.L.への所属を選んだのか」「今、私達は何をしているのか」について、書かせて頂きたいと思います。

既述の通り、私は途中入部者です。1年時は別の団体に所属していましたが、「もっとコミュニティを広げたい」「今しか会えない人達と交流したい」という思いが湧き、友人に紹介してもらったのが国際関係会(I.I.R.)でした。中高時代から留学生の友人がいたこと・日本を世界に発信することに興味があった私は活動内容に興味を持ち、即入部を決めたのです。

さて、新入部員は早速ひとつの選択を迫られます…「どのプロジェクトに入るか?」。本団体にはP.A.L.をはじめ、8つのプロジェクトが存在しています。それぞれ対象地域・カラー・目的等が全く異なり、かつ魅力的であるため、多くの部員が頭を悩ませるこの選択。しかし私はすんなりと決まってしまいました。決断の軸としたのが、「いかに世界を、そして自分の生まれた”日本”を考えられる活動か」です。通常の国際交流会のように、留学生と観光地に行く・英語を話すといった活動で終わりたくない。何より、日本は世界の学生にどう映っているのか、その学生達は自国のために何を考えているのか、お互いに学び合うことのできるプロジェクトに入りたい。その条件に丁度合致したのが、アジアを対象に活動する「P.A.L. Project」だったのです。

企業訪問・留学生とのディスカッション、防災体験など、アカデミックな要素を通じた交流の機会も設けるP.A.L.の活動は、大変やりがいがあり充実したものです。何より、「アジアという地域の中にある日本」を意識させられると同時に、同じ地域で生きる同世代の彼らが自分の/国の将来をどのように思い描いているのか、日本をどのように見ているのか、直接聞いて学ぶ貴重な経験になりました。

新型コロナウイルス流行により留学生の渡航がなくなってしまった今回、私達は一つの重要な決断を下しました。それは、日本人学生だけでもP.A.L. Projectを実施するということです。留学生がいないのに、充実したプログラムができるのか?そこまでして実施するべきなのか?議論を経て出た結論です。何より、P.A.L. Projectが対象とする「アジア」には、私達の国も含まれているのですから、むしろ自分達を見つめなおす良いきっかけになるはずです。また活動できるようになった時のために、その「エネルギーチャージ期間」として、来年度以降に活かせるプログラムを、現在考えています。

一歩一歩、少しずつ、でも確実に。当日を目指して頑張っていきましょう。

書きたいことは沢山ありますが、今後も多くのP.A.L.メンバーがプロジェクトへの思いを伝えてくれると思うので、以上で終わります。お楽しみに!