タイトルなし

特になんでもない、特別じゃない、そんな10月3日の夜、家までのバスで音楽を聴きながらぼーっとこの記事を書いています。バスの中には20人弱の人。ご高齢の方もいらっしゃれば、お仕事帰りと思われるスーツの方、遊び疲れて眠りかけている中学生。
隣でIRISの同期が寝てるこの時間。私はとてもとても充実した今日の1日を思い返し、幸せを感じると共に、少しの寂しさをおぼえます。
少し感傷に浸りたくなる、そんな秋の夜です。
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IRISに入団して1ヶ月、もうすでに1年を一緒に過ごしたかなと錯覚するほど濃い時間を過ごしています。素敵な先輩方や同期のみんなと活動した日の夜は、なんとも言えない感情たちが、喉のあたりをぐるぐると、刺激してきます。

いま、このバスの中にいる20人弱の人たちは、私がこんなに感傷に浸りながらこの記事を書いているなんて思いもせず(まぁまず興味もないでしょうが)、音楽を聴き、ゲームをし、ただただ駅に着くのを待っている。そんな人たちもみんな、それぞれがそれぞれの日曜日を過ごしたのでしょう。
苦しい思いをした人も、楽しい思い出をつくった人も、仕事でミスした人も、今こうやって同じバスの中で同じ時間を過ごしているんだと思うと、なんだか不思議な気がしてきませんか？

思うことはさまざまありますが、今私が1番感じるのは、「なんて贅沢な日々を過ごすことができているのだろう」
この一つです。
素敵な人たちに囲まれ、充実した日々を送り、バス内のアナウンスだけが聞こえるこの夜に、幸せを実感することができる私は、とても贅沢者だと思います。

このバスの中にいる全員が、IRISメンバーのような素敵な人たちに囲まれながら、日常を過ごすことができたなら、世の中はもっと素敵になると思いませんか？　
私は私のような贅沢者が世の中にもっともっと増えてもいいと思うんです。そうやって、静かなバスの中での時間が、幸せな1日を振り返る居心地の良い時間になれば素敵だなって思うんです。

​私は親にも友達にも先輩にも恵まれ、経済面や学業面、全てにおいて不自由のない生活を送ることができています。だからこそ幸せを感じることができているのだなぁと、感謝してもしきれません。

しかし、​世界にはラオスのような貧困に苦しむ国もあります。
「世界がこうなればいいな」
「こんな世の中ならもっと素敵だな」
​思うだけでなく、IRISメンバーとしての活動を通し、実現へ繋げていきたい。世の中にもっと贅沢者が増えるように、自分なりの努力で。



バスの中でつらつらと1000文字も語ってしまった。
もうすぐ最寄り駅に着きます。
​またこの20人弱の人とどこかで会えますように。