75年前の8月6日、8時15分。そして、今日8月9日の11時2分。広島と長崎の２つの街に、原子爆弾が投下されました。
人々の生活を豊かにするはずの政治が戦争をもたらし、命を、暮らしを、奪っていきました。ヒロシマ・ナガサキで合わせて20万人以上の罪のない人達が命を落としました。
想像してみてください。
この文字を読んでいる今、この瞬間に、自分の街に原子爆弾が落ちてきたら、どうするか、どうなるか。
それはきっと一瞬です。家族も、友達も、今まで自分が生きてきたことも、大切なもの全てが何もできずに奪われていくのだと思います。何もかもが無くなってしまうのだと思います。
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『安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから』
広島の平和記念公園の慰霊碑に刻まれている言葉です。二度と同じ過ちは繰り返してはいけないと強く、思います。僕はその時代を生きていた訳じゃないけど、この言葉は「誰かが書いた言葉」としてじゃなくて、「今を生きる日本人の一人としての先人達との約束」として考えていきたいです。
そして、自分が今、何ができるのかを考えてみてください。まずは、知ること。そして、これからを生きる人に繋ぐことだと思います。
僕はこれからも自分の目で見て、感じたことを教師として関わる1000人の子ども達に伝えていきます。目を背けたくなるような事実もきちんと向き合いながら、これからに繋いでいくことが何より大切です。
今を戦前にしないために。
