教育実習の最終日。
「飯島先生がこのクラスに来る最後の日です。今日一日を大切に過ごしてみてくださいね。」と朝の会で担任の先生が子どもたちに言いました。
最後だから笑ってバイバイしたいんだ、っていつもよりとびっきりの笑顔で「先生おはよう!」と言ってくれる子。いつもよりしょんぼりした様子で甘えて来る子。いつもは「先生バカじゃないの〜」と口にするクセに、恥ずかしそうにハートの折り紙に下手くそな字で「ありがとう」と書いてくれた子。
いつもと違う子どもの表情がたくさんありました。
クラスのみんなで「いいじま先生お別れパーティー」をサプライズで開いてくれました。本当は5時間目の予定だったけど、授業の関係で2時間目に変更になって子どもたちは大慌て。それでも、子どもたちは僕のことを喜ばせようと精一杯頑張ってくれていました。
司会の子がミスをして笑いが起こったり、でも一生懸命にナイショで考えてくれたことを披露してくれました。昼休みに堂々と準備していて近づこうとすると「先生いま来ないで!」って言っていて、それでも子ども達はバレてないと思い込んでいたので、僕は驚いたフリをしました。
「先生、びっくりしたでしょ?
みんなで頑張って準備したんだ!」
たとえサプライズが分かってたって、その気持ちとみんなの頑張りが、どうしようもなく嬉しかったんです。
でもどうしてか、
最後だっていう実感が湧きません。
終わりの時間は少しずつ近づいていきました。
つづく
うるうるしちゃったけど、たぶん子ども側目線で切なくなってるワタシ
ちなつならまだ戻ってもいける
めっちゃ嬉しいやつ!
ステキなサプライズを用意してくれた子どもと先生に感謝やね!
10月9日に教員採用試験の結果が出たら、一番にお礼を言いにいくつもり。