拝啓、あの時のボクへ

大学一年生の時に「完璧主義だよね」って言われました。そして自分の短所だと思い、それから直そうとすごく頑張りました。


でも、その途中で気づいたことがありました。

それは「完璧を目指すこと自体は悪くないんじゃないか」ということです。だって、もちろん良い方が良いし、手を抜いたりしないので、本気でやるからこその成長が出来ます。だから、それ自体はきっと悪くありません。

完璧を目指すこと自体は悪くない。

じゃあ、一体何を直せばいいんだと考えた時に、出した答えが「最初から完璧を求めること」でした。

最初から完璧なものなんて出来ません。当然誰だってミスをします。そうして、何故ミスをするのかを学ぶのだと思います。だからこそ、成功までの道のりを大切にするべきだと改めて学びました。


頭では分かっているけれど、いざ役職に就くと結果が先走ってしまって「どうして出来ないんだろう」と自分を責めたり、「なんでこんな事も出来ないのか」と相手を責めてしまうことがあります。

でも、本気でやった上で出来なかったら、それはきっと、「今の自分・相手には出来ないこと」です。

そこを心の中で自分や相手を責めるより、どうしたら出来るようになるか、うまくいくのかを考えることが大切です。そしてどうせ今は出来ないことなら、急がば回れ的な気持ちで、一緒にゆっくり楽しんでやることが一番の近道だと、今の僕なら思えます。


『本気の失敗には価値がある。』

僕の大切にしている言葉です。

タロウ
2020.09.12

インスパイアされまくり