2月16日に西伊豆町立賀茂中学校にて、カンボジア王国から贈られた感謝状の贈呈式と、IVUSAのカンボジア小学校建設活動報告会がzoomを繋いで行われました。
この感謝状は、西伊豆町の小中学校がカンボジアの小学校に文房具の寄付を継続的にに行ったことに対し、カンボジア王国より贈られました。
当初の予定では、学生が感謝状を直接持って西伊豆町を訪れる手筈でしたが、緊急事態宣言延長を受けてオンラインでの開催となりました。
IVUSA学生10名はオンラインで参加し、西伊豆町では賀茂中学校の生徒と教職員など約50名の方々にお集まりいただき、「文房具の寄付に対する感謝」と「夢」を軸にこれまでのIVUSAの活動紹介やカンボジアの子どもたちの様子について発表し、報告会後に感謝状贈呈式を行いました。
30分という時間ではありましたが、感謝状を送ると同時に、カンボジアへの文房具への寄付に対するお礼を伝えることができました。
賀茂中学校の教頭先生からは「短い中でもまとまっていて、とてもよい内容でした」とおっしゃっていただきました。
私たちは例年2月から3月にかけてカンボジアを訪れ、学校建設活動や教育支援活動を行ってまいりました。
しかし、コロナ禍に見舞われた今年は現地に行く事ができなくなってしまい、例年通りの活動が出来なくなってしまいました。
しょうがない事と割りきるしかないと分かっていても悔しかった。それでも自分たちの手で学校を完成させたかった。
子供たちに直接夢や希望を届ける事が出来なくなってしまいましたが、だからといって国内で出来る事が無いわけではありません。報告会としてカンボジアと日本を想いを繋げ、届けるのもまた国際協力だと思います。
現地に行かずとも国際協力はできる。
コロナ禍でも現実をただ受け入れるのではなく、常に今自分たちにできる事は無いかと探して取り組んで参ります。
最後に、西伊豆町の方々をはじめ、本活動にご協力頂いた皆様、これまでのカンボジアの活動に協力してくださった皆さまにこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。