応援コメント - 発起人・主催者「朝生 照雄」

プロフィール

名前   : 朝生 照雄
所属   : 日本ボディビルフィットネス連盟
役職   : 選手強化委員会

応援メッセージ

私がトレーニングに関心を持ち始めたのが、中学2年生の時にテレビで見た東京オリンピックでのウエートリフティングの三宅義信さんの雄姿でした。また、近所にいた自宅でバーベルを使った運動をして、妙に筋肉質のおじさんを見て自分もやってみたいと思ったのでした。

 間もなく自分でコンクリート製のバーベルを作り、働いてバーベルを買い揃え、庭に出ては、見様見真似でトレーニングを始めた訳です。少しずつ扱う重量が増え、共に体重、そして体形も変わっていき、そのころの職場でのトレーニングが毎日面白くて練習時間が待ち遠しかったのを覚えております。

朝早く仕事に行き、朝練、昼休みの練習、そして残業に入る10分程の合間の練習なども行っていました。
まだ、ほとんどトレーニングマシンやサプリメントなども手に入らない時代でしたが、先輩のアドバイスもあり、大いに筋肉がつきました。そして私は自分の人生を決める一大決心をしました。

 もっとボデイビルを極めたいため、練習時間を確保しジムに入って練習をすることでした。そのために公務員となり、ジムに入会し4年でミスター東京、その3年後にミスター日本になることが出来ました。

先輩、仲間にも恵まれ、ボデイビルは私の人生そのものを変えていき、充実したものにしてくれました。今は玉利名誉会長をはじめ多くのボデイビル関係者に対して恩返しの想いで、携わっております。

ジュニア世代の選手の皆さんにはトレーニング環境が良くなっているので自分のやる気で道は開けていくと信じ、将来いろいろな国に行き胸に日の丸を付け、代表として活躍してください。体づくりに要領はあっても、うまい話はありません。

 様々な努力を積み重ねることで、結果があらわれます。自分に妥協すれば、ライバルには勝てないと心得て、栄光のチャンピオンを目指し、日々努力してください。

 最後に「継続は力なり」のことばはトレーニングする者には常に胸に刻んでおく言葉として覚えておいてください。選手が大成することを祈ります。


【プロフィール】
1950年東京葛飾区新小岩生まれ
16歳からトレーニングを自宅で開始
27歳ミスター東京
30歳ミスター日本
NABBA世界5位、アジア1位、ミックスドペア妻と日本、アジア優勝
全日本パワーリフティング2位 柔道3段
42年間東京都建設局に勤め、現在春日部市でウインスポーツクラブを妻と経営、指導にあたっている。

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