~コンクール受賞者のリアルな想いを届けたい~
私たちは過去に開催したコンクールで入賞された方々に、
コンクールへの想いを伺いました。
まず、第一弾としてご紹介させて頂くのは
昨年開催された「第4回全日本ダンス教育指導者 指導技術コンクール」にて、教員として初めて全国一位の金賞にあたる文部科学大臣賞を受賞された現役小学校教諭の松下隼司さんの想いをご紹介いたします。
松下さんのメッセージです。
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小学校の運動会ダンスの多くは、「一糸乱れぬ」動きを求めがちです。
お手本の鏡写しのように練習して、振り付けを覚えて正確に踊る指導が多いです。
一般の運動会とは違って、「万糸乱れて」個性豊かに踊るニャティティソーランの魅力を伝えたくて
第4回のコンクールに出場しました。
それと、教師は普段、学校で子どもに、発表したり、いろいろなことに立候補したりすることを求めます。
子どもに「挑戦」を求めるなら、教師も子ども以上に「挑戦」しなくてはと思って出場しました。
口だけで、偉そうな教師になりたくなかったからです。
受賞をきっかけに、教員向けの研修会やセミナーで、講師をさせてもらうことが増えました。
講座テーマはもちろん、「運動会ダンス」に関してです。
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新聞や様々なホームページに取り上げてもらいました。
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ユーチューブにも、コンクールの模擬授業映像をアップしていただきました。
教育関係の書籍や雑誌で、原稿を書かせていただく機会も増えました。
勤務校の保護者からも、声をかけていただくようになりました。
面識のない高校生から「ダンスについて相談させてください」と勤務校に電話がかかってくるようになりました。
その度々に、「文部科学大臣賞」の重みを感じるようになりました。
コンクールで共に指導技術を競った仲間たちや、これまで受賞した先輩方の顔に泥を塗ってはいけないと思うようになりました。
一番、嬉しかったのは、妻に褒めてもらったことです。
息子(当時保育園の年長)から
「がんばったね。ぼくもがんばるよ。」
とメッセージを書いてもらったことです。
(コンクールでいただいたトロフィーの箱に勝手に書かれました・・・。)
普段、家族からあまり褒められないので嬉しかったです!
大好きな人から褒められると、こんなに嬉しいんやと実感しました。
「学校で、子どもをもっともっともっと褒めよう!」と思いました。
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松下さんありがとうございました。
私たちは松下さんから届いた想いを無駄にしないよう、
コンクール当日まで精一杯努めてまいります。
多くの方々にこの想いが届きますように。
ダンス教育振興連盟JDAC 桐山
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