留学の魅力

留学の魅力をひとことで表すと?私は「出会い」と答えます。留学一年目の中国出身のひとつ年上のルームメイトの存在。彼女と初めて会った日は今でも鮮明に覚えていて思い返すとワクワクします。日本のアニメや映画を見て覚えた日本語で挨拶、自己紹介してくれました。関心する間もなくアクセントがない、ハキハキと流暢な英語を話します。アメリカ高校留学経験者の彼女は未経験の私を妹のように一から十まで全て教えてくれました。世話好きで話すのが好きな彼女から日々学ぶことがあり、彼女の助けがあり、刺激的で知らない世界へ踏み込むことになりました。

    

17歳という多感な時期にうけた衝撃は一生ついて回ります。やがてそれが自分の当たり前になるのです。高校二年生で単身留学するまで、影響を受けるのは人間の最初の社会である家族でした。自分の考えの多くは両親の考えと一致していたことも留学を通してわかりました。留学を通して自分の意見を持てるようになりました。単身留学で得た経験は、私の人生に一番大きな影響を与えています。


出会い

単一国家の日本では出会うことのない世界中の国の人々と会うことができるのが多民族国家のアメリカです。特にカリフォルニア州は移民人口も多くバックグラウンド、文化や習慣、言語、宗教は多種多様です。留学と聞くと現地の人は金髪で青い目の白人を思い浮かべるかもしれませんが、アジア人留学生も日本にいると交流がない、貴重な出会いなのです。地理的に日本に近いアジアの国々の生徒と海を越えたアメリカで出会い、留学生同士支え合うのは素晴らしいことです。学校生活は出会いに溢れています。


日本人であることに誇りを持つ。

母国を離れて外国で生活するようになって初めて気づく日本の素敵なところをたくさん見つけました。アメリカで出会った友達に逆に日本の良さを気付かされることが多々あります。



精神力が鍛えられる。

知らない土地、言葉の通じない環境でで新生活を送る中で挑戦し、学び、出会いがあり、発見があり、悩んでメンタルが強くなります。



全ての人に留学は進められません。留学は、人によって向き不向きがあります。全く新しい環境で生活を始めますので、触れるもの全てが新しく、柔軟に自分に合わせることができる人が個人的に留学に向いている人物像だと思います。