私たち学生国際協力団体SIVIOは、日々ミーティングや募金活動、チャリティイベントの開催、そして現地調査などを通してラオスに教育支援をしています。
日本から遠く離れた国、ラオスではまだまだ教育環境が整っているとは言えません。
教育を受けるための施設や道具、さらには子供たちにしっかりと授業ができる先生も不足しています。
教育面以外でも、スポーツや娯楽ができる施設が不足しています。
日本では当たり前のように教育を受け、整った環境に暮らし、娯楽を楽しみ生きている人がたくさんいます。たくさんの選択肢から自分の生きたい道を選び、時には道を変えることができます。発展した社会のなかで不自由なく時を過ごし、夢や目標をもたず生きる人たちも少なくはありません。良いとも悪いともいえない、平凡な生き方をしています。
しかし、ラオスの子供たちは多量とはいえない情報、施設、道具という限られた環境のなか、日々の生活を模索し楽しみ、たくさんの夢をもって生きています。前を向いて笑顔で生きています。
そんなラオスの子供たちを見ると、自分たちももっと頑張っていかないと、前を向いて生きていかないと、と思います。私たちはラオスに支援をしている側の人間ですが、自分たちが気付かされることもあるのだと感じました。この団体に入り、教育支援に携わなければ絶対に分からないことでした。
ラオスの子供たちの笑顔はまっすぐな目で澄みきった顔であり、私たちもその笑顔をくもらせたくはありません。
ラオスの子供たちの笑顔をこれからもずっと守っていくことができるように、今、自分たちが出来ることを日々考え、支援を続けていきたいと思います。