丁度1年前の春スタツア。
それが私にとって初めてのスタツアでした。
私よりも先にスタツアを経験したメンバーが自分の考えをしっかり持ち、ボランティアや支援について真剣に悩み考えている姿を見てスタツアというものがどれほど大きな経験なのか、私も何か変われるのではないかと期待を持ってラオスに行きました。
スタツアではPJリーダーとして、でんじろうPJで子供達と濾過実験をしました。日本で予行練習したり、現地で材料を集め作ったりと思っていた以上に大変でした。でも、ラオスの子供たちにどんな事を教えたいか、彼らにとって少しでも役立つものを教えてあげたいという気持ちでやり遂げられました。
このPJリーダーを通して、リーダーという仕事がどういうものなのか分かりました。ラオスの子供達のことを考えるのはもちろん、PJの段取り、協力してくれるメンバーへの指示など細かなところまで気を配らなくてはならないのだと学びました。
子供達の中には、私にすごく懐いてくれた子もいました。一緒に絵を描いたり、走ったり、写真を撮ったりと、言葉は通じないけどこの子達のために私はSIVIOのメンバーとして活動しているんだと実感できた瞬間でした。この写真を見るたびに、初心に返ってまたこの子たちのために頑張ろうと思えます。
そして、このスタツアはSIVIOという団体の良さを知れたものでもありました。初めて会ったメンバーとも、感じたことを素直に話し、意見を交換し合えるSIVIOという団体が大好きになりました。
スタツアでの出来事は、どれをとっても印象的です。初スタツアは、私にとって忘れられない経験です。