カタルシスの原点〜僕の取説【過去編】

お疲れ様です。今日は僕についてですので、興味ない人はここで閉じてもらえると良いかと思います。

今日は3部構成です。過去、現在、未来。それぞれ1本道で繋がっていますが、今回は分けてお話しできればと思います。ではいきましょう。

【過去】1997年ー2019年

大学までのざっくりした経歴を知ってもらい、何を価値として生きてきたかお話ししたいです。


上のようにあるように出身は京都府宮津市です。人口2万の小さな街で、天橋立がある所として有名(?)です。

その後、京都市に引っ越し、小学3年まで過ごします。そして、大阪へ転校し、大学1回生まで過ごし、京都に戻ってくるという、生粋の関西人です。

高校は大阪府立天王寺高校で、高校が4年制と勘違いし、駿台予備校大阪南キャンパスで1年過ごした後、京都大学総合人間学部に入りました。

部活は、中学は卓球、高校はハンドボールという感じです。

とりあえず略歴は以上にしましょう。いままでどういう価値で生きてきたのかをお話ししたいです。

僕が小さな頃からつい最近まで持っていた夢がありました。

それは「全能者になること」でした。冗談じゃないですよ笑


実はこの夢はこの記事を書いている時に回顧していた時に気付いた夢なのです。しかし、確認しても今までの全ての源泉だと感じるので確実かと思います。

あらゆることを知り、あらゆることが出来る人間になりたかったんですね。

自分の今までのモチベーションの上がり下がりを整理するとこのようになりました。


モチベーションが上がるときは、脱俗人したと感じるとき、つまり全能者に近づいたとき

モチベーションが下がるときは、俗人化したと感じるとき、つまり全能者から遠ざかったときですね

そんな隠れた夢が力の源泉になっていたと思います。負けず嫌いで活発という性格を基に、「できないことを無くしていく」という文脈において、勉強も部活も頑張っていたと思います。生徒会長や起業にも挑戦するし、めちゃくちゃ高い壁だった京大受験にも挑戦するし。

しかし、それがもとで苦しむことも多かったです。

全てのことができなきゃいけない。全ての人を救わなければいけない…

諦めることは負けに等しかったですね。無力を感じたときは、死にたくなるくらいきついです。それが今どうなったかは次章でお話しします。

そんなこんなで京都大学に入学し、チープな全能感を手にします。

チープという語感から分かるように、すぐにそれは打ち砕かれます。1回生の前期には何となく「なんか、何も出来てないぞ」という違和感に襲われました。結局、自分はナニモノか、何がしたいのか分からなくなる、表現し難いモヤモヤに苛まれる生活。それでも、朝は寝すぎるし、夜遅くまで遊んでしまう。疑念や迷いがあるけど、動けない。(この経験が今の起業の原点になっています。)

そうやって悩む中、ビジネススクールに行ってたこともあり、僕は京大の中でも変わった存在になるために「起業」という選択肢を取ったのでした。この世を支配する資本主義の一端を掴むためでもありましたが、これも「世界を知り尽くしたい」という全能者の夢から来ているようでした。

さてここまで「全能者の夢」をテーマに僕の過去を紐解いてきました。諸刃の剣といいますか、何とも扱いにくいものを自分の中に抱えています。

これをどうしていくのか。今どう捉えているのか。少し長くなってきたので、次回に回します。次回は、「起業」に絡めて現在・未来のことをお話しできればと思います。

お楽しみに。それでは。

【現在編へ続く】

岩尾俊兵
2020.04.28

世の中を知るために企業というのはすごく面白いですね!
私の友人に同じく京大→起業→マネックス証券に会社を売却して今はマネックスという人がいるのですが、彼もまさに仮想通貨市場を通じて経済学の研究をするために起業したと言っていました。

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