「ラストシーズン」

こんばんは。
今シーズン副キャプテンを務める金亮輔です。

拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

大学4年間を振り返ると、チームとしても個人としても多くの「学び」があった4年だった。

サッカーが出来ないという、どん底から活動が再開する中で、近畿大学体育会サッカー部を応援してくださる多くの支えがあったこと。当たり前だと思っていた環境が当たり前ではなかったこと。多くの気づきと学びがあった4年間の集大成。

去年レギュラーに程遠い存在だった自分がスタメンの怪我などが重なり試合に出させてもらうようになり、シーズンが終わって新チームが始まった頃に副キャプテンを務めることになった。今シーズンのリーグ戦が始まり試合に出させてもらうも3分1敗。チームの結果が出ない中、スタメンからも外れ正直すごく悔しかったし苦しかった。またチームは5月に入り初勝利を掴み、そこから連勝中で流れも雰囲気も上向いており喜ばしい反面、個人としては悔しい思いもあった。試合に出ていない今、自分に何ができるのか？ラストシーズンこのまま終わっていいのか？そんな思いが頭を駆け巡る中、3週間の教育実習ということでチームを離脱することになった。3週間、サッカーやチームと離れ、教育実習生として生徒たちと接する中でサッカーに対する考え方や気持ちも整理することができた。自分にとってサッカーとは？ラストシーズンをこのまま終わらせて良いのか？自問自答を続ける中で見つけることができたものがある。

「自分らしく」
「準備」

振り返るとサッカーを楽しめていなかったり、
勝たないといけないと背負いすぎていた自分が居た。

自分がどうして教師を目指そうと志したのか、自分にとってサッカーはどんな存在だったのか、高校時代どうなりたかったのか、生徒と接する中で思い出す事ができたし、この先どうしたいのかを考えさせてくれた。また、教育実習で学んだことの１つとして、「準備」する事の大切を学んだ。限られた時間で最大の成果を発揮するには準備が全て。それは教育実習生だろうとサッカーだろうと変わらない。

試合に出ていようが出てなかろうがチームのために自分がやることは変わらないし、ブレずに泥臭く取り組み続けるのが自分。当然ながらラストシーズンをこのまま終えるつもりも無い。チームを昇格させることがお世話になった去年の先輩方、育ててもらったチームに自分ができる恩返しだと思う。そのためにまずは試合に出れるように、チームの力になれるように、「自分らしく」コツコツと「準備」をし続けたい。

そして最後は一部昇格を決めてみんなで喜びたい。