「後悔しないように」

はじめまして。近畿大学サッカー部2回生芝 晴太郎です。今回、この場をお借りして私が生きていく上で大切にしていることについて少しお話ししたいと思います。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

私は生きていく上で「後悔をしない」ということを第一に考えています。しかし、後悔というものは必ずしてしまうものであり、誰しもが経験のあることだと思います。あの時こうしとけばよかったなど。

もちろん私も後悔します。何かの決断をし、上手くいかなかった時には必ず後悔します。私の人生は後悔することばかりでした。その後悔の多くは怪我をしたことでした。私はサッカーの調子が良くなるとすぐ怪我をしていました。今でもその怪我がなければもっと活躍できていたのではないかと思う日もあります。

高校生活においては後悔の連続でした。自分の実力が全く足りなくて毎回の練習についていけなくて悔しい思いをしました。何度も心が折れました。一つずつできることが増え、環境にも慣れることで自分の実力が上がっていくことを実感しました。

自分より上手い人しかいない集団。その環境が私を強くしてくれたと思います。落ち込んでいる時間など無く、前に進んでいくしかありませんでした。そう、後悔をしようにも後悔をする時間がありませんでした。

周りにはお手本になる選手しかいなくて技術を吸収することが一番の成長に繋がると思いました。後悔をすることは大切だし、するべきであると思います。

しかし、いつまでも後悔をしていると成長はできないと思っていて、私はその後悔は今後必ず自分の成長の役に立つと思っています。後悔をしてもその後の行動次第ではその後悔もなくなり、その後悔があったことで成功に必ず繋がるというのが私の考えです。

私は不祥事によって10ヶ月の活動停止というのも今後の人生に何かプラスになると考えています。どのようにプラスに働くかは現状では分かりませんし。それが何年後になるかもわからないですがプラスになるというマインドにするということが大切であると思っています。

今年の4月からは3回生となり大学でサッカーができる時間は後2年となりました。私はこのような不祥事でサッカーができないという期間がありましたが、自分が残り2年でどれだけ成長できるかが楽しみです。成長できるか、できないかというのは自分次第である。高校生の時のような環境はもうない。このような状況を私は楽しんで行きたいと考えています。

高校時代の友達や先輩が結果を残していくなかで自分はどこまで結果を残すことできるのか。私にはヴィッセル神戸の小田裕太郎選手であったり、山内翔選手、加藤悠馬選手など関東で活躍している同期がいたり、3回生にしてプロ内定が決まっている泉柊椰選手などの先輩がいます。私はこの選手たちと試合をするというのが残り2年での夢です。

最後に、残りの2年で私がどこまでできるかはわかりません、この夢を達成できてもできなくても後悔をしないように日々の練習を大切にし、達成できる可能性を高められるように成長していきたいと思います。自分の成長が少しでもチームの力になれるように日々精進していきたいと思います。

最後まで読んでいただき有難うございました


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