「逆境こそ楽しむ」

​今回ブログを担当させて頂く一回の井上翼です。普段こういうものを書く機会がないので拙い文章かも知れませんが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

私は10年以上サッカーをしてきました。自分の人生のほとんどをサッカーに費やしてきたと言っても過言ではありません。中学までは地元の愛知県でサッカーをし、高校からは兵庫県の滝川第二高校でサッカーをしてきました。そんな中で私が今回のブログを書くにあたって自分のサッカー人生を振り返った時に、楽しいことやうまくいくことは本当に少なく、苦しいことやうまくいかないことばかりだと感じました。
　
先ほど述べた通り私は、高校から兵庫県でサッカーをしてきました。親元を離れての寮生活などの環境の変化から様々な挫折や経験をしました。また、半年近くサッカーができないような怪我も経験し苦しい時間が大半を占めるような高校サッカーでした。ピッチ内外で多くの挫折を経験し、なかなか自分の思うようなサッカー像を描けませんでした。そんな中でサッカーを通して強く感じたことがあります。それは題名にもある通り「逆境こそ楽しむ」ということです。
　
　私はサッカーを通してうまくいくことは本当に少ししかないと感じ、大半がうまくいかないことばかりだと感じました。そんな逆境だからこそ楽しむことが大事だと感じました。もし、その逆境に腐ってしまい後ろ向きな気持ちを持ってしまったら一人のサッカープレイヤーとしての成長は無いと思います。一人の人間またサッカープレイヤーとして成長するために毎日の練習を前向きに取り組むことで少しずつかもしれませんが、技術面でも精神面でも成長していくことができるということをサッカーを通して強く感じました。

　一昨年、近畿大学体育会サッカー部は不祥事を起こしてしまい、自分たちがやりたいサッカーができない状況にありました。そんななか、去年の8月からチームの活動が再開し、一昨年まで思うように出来なかったサッカーを楽しむことによって、今チームとして一つの方向に向かって進んでいます。今思えば、あの不祥事はチームとしての大きな逆境だったのかもしれません。しかし今、チームは強い団結力で少しずつ前進しています。あの逆境があったからこそ今まで以上に団結した近畿大学体育会サッカー部になりつつあると思います。

　もしプロのステージに進めなければ、あと三年で私のサッカー人生が終わってしまいます。残り三年でいくつもの逆境があると思います。しかしその逆境を楽しみ自分自身の成長に繋げることが大切だと思います。三年後に自分のサッカー人生が最高だったと思えるように、日々努力していきたいと思います。

長い文章でしたが最後まで読んできただきありがとうございました！