「みんなへ」

近畿大学サッカー部マネージャーの今西花奈です。
選手ではなくマネージャーという立場ですが、私がいま思っていることを文章にしてみました。言いたいことはまとまっていませんが、最後まで読んでくれると嬉しいです。

私は小学生・中学生の頃ほぼ毎週末、弟のサッカーの試合を見に行き、ビデオや写真を撮っていました。平日も弟のサッカー練習を見に行ったりなど、サッカーに関わる時間が多かったです。サッカーをする人をもっと近くで支えたい、という想いが強くなっていき、高校そして大学でサッカー部のマネージャーをすることを決断しました。

よく、「マネージャーって何が楽しいん?」と聞かれます。私はこの質問が一番答えに困ります。みんなが楽しいからサッカーするのと一緒で、私も楽しいからマネージャーをしています。みんながずっとサッカーを続けてきたのと同じように、私もずっと近くでサッカーと関わってきました。マネージャー業がしんどいと思ったことはあっても、苦だと思ったことはありません。「人生にサッカーがないことが考えられない」と言っても過言ではないと思います。だからこそコロナ渦や不祥事での部活動停止期間中はしんどかったです。が、モチベーションが途切れるであろう期間に、選手同士・スタッフと声を掛け合って1からまた頑張ろうと全員が取り組んでいたことを私は知っています。直接でなくても、1番見てきたつもりです。その選手の気持ちに応えたい、という想いで毎日の部活に取り組んでいます。

マネージャーは「してあげてる」側だと思われがちですが、実際はもらってばかりです。もちろんしんどいこともあります。事務作業は思ってたより多いし、夏は休む暇もなく走り回るし、試合当日はもちろん、その前後は残って作業したり…。結構あります。けどそれ以上に、選手・スタッフと一緒に闘い、葛藤し、喜びあえる、素晴らしい経験をさせてもらってます。普通の大学生ではこの経験はできません。この景色をみんなと一緒に見たいから、私はサッカー部のマネージャーでいられます。みんなが私をマネージャーでいさせてくれてます。

そんな部活も、もう1年も経たないうちに引退します。ここ1、2年で、急に部活が終わる怖さは見てきました。いつが最後になってもいいように、今の自分にできる全力でみんなに向き合おうと思います。最後まで一緒に頑張ろう。いつもありがとう。


最後まで読んでくださりありがとうございました。



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