前回の合成編に続き、第二弾として音の管理や調整に使えるツールを紹介しようと思います!!
動画の中の音というのはかなり大事で、視覚情報とともに聴覚から情報を入れることによるメッセージ効果は計りし得ません。さらに動画の視聴者が目を離していても、さらには居眠りしていても情報を伝えることができる点で大事なことは音で伝えるに越したことはないと思います。音は映像の要だということを忘れないでいきたいですね!!
私たちが使っているのはAdobe Auditionというソフトです。 Adobe社製品の中ではあまり認知されていませんが、これに私たちは何度も助けられています、このツールの特等は何と言っても「音を整える」これに限ります。
「ノイズリダクション」効果を使えば録音したときに入り込んだ「ザザー」っといった音をほぼ完全に消すことができます。特に私たちのような小規模サークルではテレビ放送のような高性能のマイクを使用できないので、どうしても雑音が混ざってしまいます。ザザー音は入り込んでいると興ざめするものですが、ノイズリダクションをすることで視聴に耐えれる動画ができあがります。
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このような画面を操作します
また、ノイズ以外にも救急車の音や咳、関係のない人の声まで消すことができ、本当に助かっています。
さらに、音の響きや波長、振幅をコントロールできるのでパンチの効果音一つにしても様々なバリエーションを自家生産することができます。
カンフー映画なんかでも殴る蹴るの音にはかなりのバリエーションがあり、ある種リズムゲームのようにテンポよくパンチの音色が響いていますが、これらが全部同じ音だとカッコよさが半減しますよね。かっこいいアクションシーンにはバリエーション豊かな効果音が必要なのです!(AからGまで全てパンチの音です)
このようなところまでこだわりぬく京都特撮企画にとってAdobe Auditionはもはや神の福音です。音だけにね笑笑
インタビューなどの音声に雑員が入って困っているなどといった方は是非とも使っていただきたいソフトです。
入手方法は他のAdobeソフトと同じくAdobe Creative Cloudからダウンロードなので、Creative Cloudに入っている方は絶対触っておいて損はないと思います。
次回は「動画編集」編です!お楽しみに!!