国連を知ろう!

皆さん始めまして!Let's MUN!のりょんです!今日から記事を書いていこうと思うので、よろしくお願いします!
今回私が伝えたいのは、「国連ってそもそもなに?」ということです!模擬国連って言われても、そもそも国連が何かわからないと理解できないですよね。そこで、今日から定期的に国連について紹介する記事をお届けします!今回は国連そのものの説明と、国連の歴史をご紹介します!

そもそも国連って、なに?

国連は、正式名称では国際連合、英語ではthe United Nationsと言います。本部はアメリカ・ニューヨークにあります。ガラス張りのきれいな建物で有名ですよね!
国連の活動目的は国際連合憲章(国連の憲法みたいなものです)に書かれていて、それは

  • 国際平和・安全の維持
  • 諸国間の友好関係の発展
  • 経済的・社会的・文化的・人道的な国際問題の解決のため、および人権・基本的自由の助長のための国際協力

この3つになっています。ちょっとわかりくいかもしれませんね汗
3つの目的のうちの1つ目、安全保障に国連は強い力を入れています。実際、紛争などが始まった際には加盟国の連合軍である国連軍を組織し、武力制裁することも可能なのです!

国連には日本を含め世界193カ国が加盟し、安全保障問題・人権問題・開発問題など様々な国際問題について大使たちが議論しています。
世界各国の大使が集まるということで、国連には公用語が6つもあります!英語、フランス語、ロシア語、中国語、スペイン語、アラビア語です。このうち英語に関しては、本部はアメリカにあるのに国連で使うのはイギリス英語だそうです。面白いですね!

国連の歴史

国連は第二次世界大戦中の1945年に設立されました。
国連が発足する前には国際連盟という組織があったのですが、国際連盟ができるのは経済制裁だけで武力制裁はできませんでした。また、アメリカやソ連(ロシアの前身)などの大国は国際連盟に不参加だったため、国際連盟に力はなく、第二次世界大戦の開始を止めることができませんでした。
そこで、アメリカのルーズヴェルト大統領とイギリスのチャーチル首相が1941年に会談し、国際連合の土台を作ることを決定しました。そして、1944年にはアメリカ・イギリスに加えロシアと中国も含めた4カ国で話し合いが行われ、国連の基礎が形作られました。そして、1945年のンフランシスコ会議で国連の設立が決まったのです。


次回は国際連合の組織について紹介します!それでは次の記事でお会いしましょう!

高橋垣
2022.01.20

トップの国連旗が、違います。こちらは、当初のもので、アメリカが目立ちすぎるということで、変更になりました。公式のものから、借用した方がよいと思います。