皆さんこんにちは、石川です!今回から新コーナーを始めたいと思います!タイトルは『他山の石』ということで、模擬国連中のスタッフの失敗談について語りましょう。模擬国連を知らない人は「こんなケースもあるんだ」くらいの認識で、模擬国連を知っている人は「こいつダメダメじゃん笑」って感じで読んでください。模擬国連専門用語が結構出てくるので、わからない人は下記ウェブサイトから「模擬国連ガイドブック」でチェックしましょう!letsmun.wixsite.com/letsmun
失敗経験は?
その会議で僕はグループのオーサーを務めていました。午後の交渉ということでコンバインに入ったのですが、自分たちのグループと相手グループの主張に割と差があったのです。議論が白熱し、なかなか合意を得られない。早くDRを完成させないと締め切りに間に合わないけど、ギリギリまで議論したい。会議あるあるです。
ということまで提出締め切りの5分前くらいまで内容を詰めていたのですが、さあ提出しようという段になって、スポンサーを把握していないことに気がつきました。スポンサー数が足りているかもわからないし、足りていたとしても5分で全て書き切れるかわからない。切羽詰まった状況です。順番に国の名前を読んで、スポンサーになるか確認して… そんな作業をしている合間にも、締め切りまであと3分、2分…。時間は無情にも流れていきます。
なんとかスポンサーを書き切って、さあ提出だ!という段になって、ファイルの保存先を忘れるという絶望的な失態をしたんですよね。提出用のUSBに入っているのか、それともPCドライブに保存されたのか、ど忘れしてしまったんです。本当に焦りました。多分顔面に生気はなかったことでしょう。吸魂鬼に魂を奪われそうになってるハリー・○ッターみたいな顔をしていたはずです。結局ファイルを見つけて、締め切りまで残り10秒の時にUSBを提出して、さあ終わった!ってグループ全員で安心していたんです。でも本当の絶望はここからでした。
フロント「このDRは受理できません」
え?今なんて言った?グループメンバー全員できょとんとしていました。提出前にドタバタしていたとはいえ、受理できない理由が思い当たらなかったのです。
フロント「スポンサーがアルファベット順に並んでいないし、他にも文法ミスが多いので」
そう言われた時、思い出したのです。本当に急いでいてスポンサーをアルファベット順に並べるのを完全に失念していたことを。他にもミスがあったとはいえ、僕のせいでDRが受理されなかったわけです。本当にショックでした。他の大使から責められることはなかったのが逆に辛かった。罪悪感の吐口がなくなってしまったのです。会議が終わり、会場から最寄り駅までの道が異様に長く感じました。
経験から学んだこと
DRは余裕を持って提出しましょう。スポンサーの確認などは提出締め切り15分前くらいには済ませておきましょう。締め切りが近づいて焦るとろくなことになりません。
また、締め切りに余裕を持ってDRを先に提出するのもありです。内容的には未完成だけど文法的なミスがない状態で一旦提出し、中身を詰めたものを締め切り前に再度提出すれば、内容は完璧ではないにしろDRを提出するということはできるわけです。
結論。DRは早めに提出しましょう!
ということで、次回もお楽しみに!