WEBメディアだからこそできること

わたしのやりたいことは、「選択肢を知るきっかけづくり」。そのための手段としてWEBメディアを選び、LONDAMにエディターとして関わっている。

LONDAMでやりたいこと

手島 はるの
LONDAM

なぜWEBメディアをやりたいと思ったかというと、わたしが知ってほしい選択肢は「視野の外にあるもの」、つまりいまの時点では知ろうとすることさえできない選択肢だからだ。

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インターネットが発達した今、何かを「知りたい」と思えば簡単に調べることができる。1つの単語を検索すれば、それに関する情報がどんどん流れ込んでくる。

ただし、それはあくまでも「調べる」という行為にたどり着いた場合の話だ。

「調べる」という行為に至るまでには、まずはその対象を「知る」必要がある。そもそも知らないことに興味を持つことはできないし、もちろん調べることもできないだろう。

でも、わたしたちには「知らないこと」が無数に存在する。そして、なにかのきっかけで接触することがない限りは、そうした「知らないこと」の存在にさえも気づかずに過ごすことになる。


だからこそ、そうした自分の視野の外にある選択肢に触れるきっかけを作りたくて、WEBメディアという手段を選んだ。

本を買ったり、自分で検索してなにかを調べるという行為は、自分の無知を自覚した先にある能動的な行為だ。それに対して「SNS上に流れてきた面白そうな記事をクリックして読んでみる」といったような行為は、その人本人が主体的に求めた情報でないものを得ているわけだから、言ってしまえば偶然の出逢いのようなもの。

わたしは、WEBメディア上のコンテンツをSNSで発信することで、より多くの人に自分の知らない世界と出逢う機会を持ってもらいたい。もしかしたら、その偶然の出逢いがその人の人生を変えるかもしれないから。