ラブホ図鑑編集部のビジョンに激似のマインド

ビジョンやマインドを考えるのって難しいですよね。てか、私はまずビジョンやマインドという単語の意味がいまいち分かってないです、、、


そんな中で、相方のまつのと話し合いとりあえず導き出したラブホ図鑑編集部のマインドは


「好きなこと」をやる。


「やりたいこと」をやる。


「好きなこと」「やりたいこと」以外はやらない。

です。


ほぼ、ビジョンの言い換えですね(笑)


一応ちゃんと想いがこもってますので今回はそれを語ってみたいと思います。


私とフリーペーパーの出会いは大学1年生の時です。入学してサークルを探している時広告研究会というフリーペーパーを発行している団体を知りました。そのフリーペーパーはまるで雑誌のようでこれを大学生だけで発行しているなんてすごい!!私も作ってみたい!!と思い入部しました。

広告研究会では、大学生に向けた地域情報をまとめた冊子を発行しており、費用は地域企業の広告を載せることで賄っていました。

サークルには営業と企画と制作の3セクションがあったのですが、私はもともと何かを作ることが好きでデザインに興味があったため制作セクションに所属して紙面デザインを担当していました。


そこから、月日は流れ2年生の時、制作セクションのチーフ、団体の幹部の様な立ち位置になりました。


そこで私は、他の幹部とぶつかってしまいました。理由は熱量の違いと広告費に対する考えの違いです。


1つ目の熱量の違いについてはしょうがないと思ってます。

私は作るからには頑張りたいタイプでしたが、そうではない人もいました。もちろん、これが仕事だったら他の人のやる気を出してもらうために何かをしても良かったかもしれません。しかし、所詮サークルです。一人ひとりに授業があり、バイトがあり、家族やパートナー、友だちとの予定がある中でサークルに力を入れてくれと主張することは正しくない気がして出来ませんでした。(とは言いながら少しは主張した気もします。)


ただ、私の中で部員1人ひとりがお金を出して自費出版の形で発行しているなら手を抜いたりしても良いが、広告費として企業にお金を出してもらっているのに手を抜くことはすごく嫌でした。


なので、私は部を辞めることにしました。


(文字にするとなんだかあっさりしていますがいろいろ悩んだ期間です。)



そして、辞めてから「フリーペーパー作るの全然楽しくなくない?」と感じました。


私は何かを作ることが好きで、デザインにも興味があって、フリーペーパー制作は絶対楽しめるはずなのに、、、わくわくしながら入部したのに、、、


しかし、これは広告研究会でのフリーペーパー制作は、大学生に地域情報を伝えるという目的のための手段だったから仕方ないと気がつきました。


広告研究会では制作したフリーペーパーで読者に地域情報を伝えなければなりません。そして、読者に「地域を好き」になってもらったり、どこかのお店に「行きたい」と思ってもらったりなんらかの感情を持ってもらわないと行けません。そして、出来ればその感情から何かしら行動をしてもらえるようにしなければなりません。


ただ、私は紙面を制作することが好きなだけで、地域に対する想いはそこまでありませんでした。(もちろん、どうすれば読者が地域を好きになるか考えて企画を出し、読者から反応を貰えた時は楽しかったですが)


そして、たぶん広告研究会の人たちもきっとちょっとフリーペーパーを作ってみたくて入部しただけで、地域に対する想いは少なかったんだろうと思います。


しかし、私は地域に対する想いがなくても企業に「地域情報を伝えるフリーペーパーを発行しています」と伝えて広告費を貰っている以上頑張らないといけないという思いが強く他の部員と熱量がずれによって結果としてフリーペーパー制作が楽しくなくなっていました。


なので、私はフリーペーパー制作を目的にしようと思いました。


私たちは、私たちが楽しむためにラブホ図鑑を発行しています。

ラブホを紹介するためでも、たくさん発行するためでも、有名になるためでもありません。(もちろん少しはこれらの気持ちもあるが)


「昭和の雰囲気が好き」「取材を理由にラブホに行きたい」「紙媒体で発行したい」という欲求を満たすためだけの自己満フリーペーパーです。


たぶんこれは多くのフリーペーパー団体さんとは考え方がだいぶ違うと思います。


なので、「好きなこと」や「やりたいこと」だけをやります。


しかし、これが以外と難しいのです。気を抜いたら「やりたいこと」以外をやり始めてしまいそうになります。


例えば、私たちは基本的にバイト代で自費出版という方で発行しています。(1割ほどは読者による支援金ですが)しかし、フリーペーパーなので無料で配布しています。また希望者には送料編集部持ちで発送しています。


すると、「このクオリティなら広告取れるよ!!」や「これなら売れるんじゃない??」と言って貰えます。


広告を貰うことや販売して利益を出すことは世の中的には望ましいことの場合が多いと思います。


また、私たちも自費出版は大変なので広告取る?販売にする?と心が揺れることもあります。


しかし、私たちは自費出版&フリーペーパーを変えないと決めています。


なぜなら、もし広告料を貰ったり販売したりするとそれに見合ったフリーペーパーを作らなければなりません。


「楽しむ」ために制作するはずが、広告料や販売するための制作に変わってしまいます。

これでは、私たちのビジョンを「好きなこと」「やりたいこと」だけをやるに反してしまいます。


なので、私たちは常に何かをする時に「それは好きなこと」か「やりたいことか」問います。


だから、私たちのマインドは、

「好きなこと」をやる。


「やりたいこと」をやる。


「好きなこと」「やりたいこと」以外はやらない。

なのです。


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