Magadipitaへの想いーりんな

私が初めてMagadipitaを手に取ったとき、とてもシンプルな雑誌だと思いました。しかし、ページをめくってみると、洗練されたデザインに私の知らなかった多彩なジャンルの情報が載っていました。読み終わった後、有益な事を知ることができたと幸せな気持ちになれるのは、Magadipitaがまさにテーマにしている「Serendipity」に沿っていると感じました。Magadipitaは主に若者をターゲットにしていて、世界中の出来事や問題をより身近に感じてもらうことを目標にしています。私もこの考えに共感し、紙面制作に参加することにしました。

 Magadipitaはファッションやアート、音楽を切り口に国内外の社会問題を取り上げています。社会問題のみを取り扱ってしまうと、ただ暗い気持ちになったり、問題解決に対してアクションを起こさない自分が嫌になったりと前向きな気持ちになりにくいです。しかし、洗練されたデザインと社会問題だけでなく素敵な場所や製品の情報を紹介してくれることが、私がMagadipitaを読んだ後に前向きで幸せな気持ちになれた理由だと思います。それは、私だけでなく他の読者の方も同様だと考えています。

 また、人は、前向きな気持ちになっているとき、何かに対してアクションを起こすことにポジティブであると思います。だから、Magadipitaで社会問題を改善するために個人で出来る取り組みを紹介するページを作りたいです。例えば、ミートフリーマンデーについてです。月曜日はお肉を食べないという誰でもできる取り組みです。消化に負担のかかるお肉を食べないことで自分の体をいたわれることや、家畜を育てるために水や穀物を大量に消費することが地球温暖化につながっているので、それを防ぐアクションにもなることを伝えます。この情報は、普通だったら環境問題に関心がある人に届きやすいですが、Magadipitaはフリーマガジンなので誰でも手に取ることができるので、この分野に興味が無い人にも届けることができます。私は、それはMagadipitaの魅力であると感じ、この魅力を利用して様々な社会問題やそれに対する個人で出来る取り組みを発信していきたいと思っています。