Magadipita への想い

「よく知らないことは語ってはいけないのか」

学生に入ってたくさんのことに触れるようになってから、このような疑問がずっと私の中にありました。世の中で起こっていること、社会や政治、遠い国での話は、まるで知識のある人しか語ってはいけないような、そんな風潮がどこかあるように感じ、苦しい想いをしました。そんな時に、私はじめてMagadipitaに出会い、世の中の様々な問題を、ちょっとした好奇心で身近なものにしてくれる雑誌の存在がとても重要なものに見えました。私のような考えで悩む人にとってもそうでない人にとっても、“遠く”の世界と読者とをつなぐ架け橋を作りたいと思うようになりました。

そんな個人的な想いを胸に、7号は小さい頃に誰しもが“ワクワク”しながら読んだ絵本のような構成を心がけました。あの頃のような純粋な好奇心を、Magadipitaを手に取った人に味わっていたき、多くの人に新たな“ワクワク”に出会っていただけたら幸いです。