大学でラクロス始めたのは、今まで本気で何もやってこなかったから。勉強も部活も中途半端にやってきて、大した結果も出せずに大学に入って、なにかやりたいと思って始めたのがラクロスだった。道具を使うスポーツは苦手であんまり上手くなるイメージはなかったけど、最初にホープに上げてもらったところで満足しちゃったんだと思う。そこからは向上心は微塵もなく、毎日練習だるいと思いながら終わるのを待つだけで、練習よりも友達と話しに行ってるようなものだった。それで気づいたらもう4年生になってた。
今はもう戦力になれない自分が、ここからこの明学ラクロス部に少しでも貢献できることを考えたときに、育成が一番だと感じた。練習に行けばホープの4年生で参加しているのは自分だけであることも少なくないけど、2個下の後輩と関わる機会があることに感謝したいし、今は下手でもやる気を無くさないで欲しいし、トップに上がって欲しいと思う。だからそんな後輩のためにこれからは自分のための自己満ラクロスじゃなくて、ホープをトップのレベルにするくらいの気持ちで育成に取り組むのが今の自分にできることだと感じる。どんな形であれ、あと少し悔いの残らない部活動生活にしたい。以上
#15 原口直希
