すきな1冊

世界がもし100人の村だったら

数字は少し古いけど、忘れてはいけない視点を投げかけてくれる本です。分類としては「絵本」になるのかな?中学生はもちろん、小学生でも読めるくらい、やさしく書かれています。

いまある自分の境遇にはっとさせられる、自分の普通が世界の普通ではないことを、読むたびに突きつけてくれます。日常に感謝です。

魅力的なのは、この本(の内容であるエッセー)の作者が分かっていないということ。この世界にいる誰かが、こんな素敵なメッセージを発信してくれたということ。もしかしたら、それはあなただったかも。僕も、小さなことでも、自分の思いを発信することを忘れないようにしたいです。

じつはこの本、大学入学で一人暮らしするようになったとき、実家から一冊だけ選んで持ってきた本なんです。なかなか思い入れのある一冊なんですよ。
みなさんも、ぜひ。

世界がもし100人の村だったら
If the world were a village of 100 people
池田香代子 再話 C・ダグラス・スミス 対訳