大の注射嫌いな私が初めて献血ルームに行った話

初めまして!新たに苗ぷろ。に加入させて頂いた「いと」と申します。

アニメを観たり漫画を読んだりすることや、料理をすることが好きです。苗ぷろ。では「食」を始めとした様々なウェルネスに関する活動に携わりたいなと考えています( ・∇・)


突然ですが皆さんは注射が好きですか?

私はとてもとてもとても嫌いです。

幼少期に注射が怖すぎて散々抵抗した挙句注射針を折って逃走した経験のある私は、今でも予防接種等の際は看護師さん数人に取り抑えられた状態で注射を打ってもらっています。泣かなくなっただけ偉いですよね(え)

そんな訳で、家の近くの献血ルームを素通りする日々を送っていた私。ですが今回、苗ぷろ。に加入して、何か団体に貢献できる活動がしてみたい!と考え…

献血ルームに行ってきました!!!

(何回か扉の前で立ちすくんでしまったり窓から中の様子を見てビビったりしてはいましたが…)


ちなみに私のように「注射が嫌だから献血に行きたくない」という方は多いんじゃないかと思います。厚生労働省による「若年層献血意識に関する調査結果報告書」を見ても、献血に行きたくない理由第1位は「針を刺すのが痛くて嫌だから」と記載されていました。共感します。


私は割とほいほい自分にご褒美をあげてしまうタイプなので、献血頑張ったらサーティワンでアイスクリームを食べる!という目標(?)を設定していざ、入室。

恐る恐る扉を開き中に入ってみると看護師さんがにこやかに迎え入れてくださいました。

今回が初めてなんです、と告げるとまずは献血の利用目的や副作用に関する説明や献血への同意説明書の作成が行われます。この際に顔写真付きの身分証明書の提示が必要です。(私は学生証と保険証を見せました。)

そして今度はいくつかの質問事項への回答を求められます。「海外に行ったことがあるか?」(行ったことがある場合は国名や滞在歴も聞かれます)や「1年以内に予防接種を受けたか?」といった健康状態の確認の為の質問です。ちなみに、インフルエンザの予防接種の場合は24時間経過していれば献血に影響は無いようです。

質問に回答し終えたら体温・血圧測定です。

この日は36.1度だったので体温は異常なし。続いて血圧を測ります。血圧計を使うのが初めてだったので、1人であたふたしていたら看護師さんが手伝ってくださいました()が…

看護師さん「…ギリギリかもしれないね。ちょっと問診まで待っててくれる?」                                                                     私「…はい」

薄々実感してはいましたが、どうやら低血圧だったようです。少し不安になりつつも問診まで待っておくように言われました。

ちなみに、この待ち時間にルーム内にあるジュースとお菓子を自由に頂けます。献血前後の水分補給は大事だと言われたのでコーラを頂きました。(本当は、献血前だと暖かい飲み物の方が良いみたいです^^;)

そして個人的に嬉しかったのは漫画が沢山あったこと!!前々から気になっていたDEATH NOTEを夢中で読んでいたら献血前の緊張は吹っ飛びましたね(単純)

で、呼び出し用のブザーが鳴ったら問診です。医師の方による健康状態のチェックが行われます。

医師の方「うーん。体重も血圧も本当に最低ラインだね。血液検査の結果にもよるけど、400ml(全血献血の一種で、200mlよりもより安全性を向上させる献血方法)はちょっときついかもね」                                                                    私「……」

更に不安を募らせつつ、続いて血液検査。

明るい看護師さんでした。

血管の確認まではお喋りしながらリラックスしていましたが、注射器を取り出された瞬間には流石に硬直してしまった私。

看護師さん「注射が嫌で泣いたりする?」                               私「泣くというか暴れます」                                                        看護師さん「え」

…というわけでいざ注射。

「怖かったらやめてもいいんだよ」「いや大丈夫です」のやり取りを数回繰り返し、いよいよ注射を打ってもらいます。

針が刺さる瞬間は思いっきり目を逸らして大好きなアニメのことを考えながら耐えていましたが、思っていたより痛くなかったです…!!採血された血液を見た瞬間に気を失いそうにはなりましたが、なんとか踏ん張りました笑

心の中で物凄く自分を褒めながら結果が出るのを待っていましたが…

「折角来てくれたのにごめんね。ヘモグロビンの数値的に献血は難しいみたい」


( ;∀;)…


という訳で、献血は出来ませんでした!!!

今回は体重と血圧はギリギリセーフラインでしたが、ヘモグロビンの量が規定値に達していなくてアウトだったみたいです…鉄分大事ですね本当に。

こうして泣く泣く受付に戻りました。看護師さんは、「またリベンジしにおいでね」や「良かったらドリンク1杯くらい飲んでから帰ってね」等、暖かい言葉をかけてくださいました。

今回はジュースを飲んでお菓子を食べて漫画を読んで(完全に家状態ですねすみません)血液検査をしてもらっただけでしたが、次回はちゃんと献血出来たらなぁって思っています。


献血ルームは思っていたよりも全然リラックスできる場所で、病院とは違った安心感がありました。初めての人への説明や検査もとても丁寧だったのでそんなに緊張もしなかったです。また、血液検査の際には血液型の確認(断定してはいけないそうで、あくまで推測にはなってしまいますが)や生化学検査7項目と血球計数検査8項目の結果等も頂くことができます。

自分の血液が誰かの役に立つだけでなく、自分自身の健康状態を教えてくれるのはとても素敵なことだと思います。

また今度、献血リベンジしてきますね。(ご褒美のアイスはしっかり食べました笑)


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


あおい
2020.06.19

オチが悲しすぎる😂😂😂
次はリベンジできるといいね、、!!!

いと
2020.06.20

はい…まさか献血が出来ないという結果になるとは予想もしていなかったので…😭
献血ルームは思っていたより全然安心できる場所だったので、次は頑張ります!

Ellen
2020.06.15

すごい行動力(°_°)
意外と献血できる血のハードルって高いんだね!私もちょっと行ってみようかな〜

いと
2020.06.16

ありがとうございます〜✨✨
そうなんですよね…誰でも献血できるって思っていたのでびっくりました。ぜひ機会があれば行ってみてほしいです〜(*´∀`*)

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