16年目にして初めて

本日から銀座で16年、皆様に可愛がっていただいております本店『酒菜庵ちゃぼうず』が、オープン以来初めてランチ営業を開始しました。今まで16年間震災や、色々な出来事がありましたが、初めての事です。

初日ということもあり、弊社代表の中里も来店しましたが、席に座り、「初めてランチタイムにお客さんとして来店したけど、16年やってきて初めてだなぁ、なんか感慨深いなぁ」と言っていました。私もほぼオープン当初から働かせて頂いているので、自分がこの本店、初のランチ営業の場に立っていたこともあり、同じく感慨深いものがありました。

御来店頂きましたお客様に帰りがけお話をするタイミングがあり、「私達も何をどうやっていく事がいいのか、話しかけたり、接客していいのか、色々模索中ですよ（笑）」と話すと、「俺らもわかんないよぉ、どーなっちゃうんだろうね（笑）、美味しかったよ！がんばってね、また来るよ！」と温かいお言葉を頂きました。

今何をするのが正解なのか、正直ハッキリとはわかりません。

ですが、

『何を行うにも、真摯に、一生懸命にやる。そうすれば人には伝わる』

このことだけはハッキリとわかりました。

また、このコロナ禍でマグロ解体即売会や、御膳の販売・配送など行ってきましたが、SNSやネットなどの宣伝・戦略もありますが、ポスティングや、お声掛けなどアナログによる販促が効果的だと感じました。これには「在宅率が高いこと」「ネット情報が氾濫している」といった現状が背景にあるよ うに感じています。なにより、不要不急の外出を自粛する（ステイホーム）が叫ばれ、ストレスも溜まっている中で、やはり人間味、人の優しさ、温かみが伝わることが大切だと感じました。